RPG リアル・プレイング・ゲーム Real Playing Game

2011年 外国映画 2ツ星 デスゲーム 密室 電脳

まじめに作ってくれ。

老いた大富豪たちが、若い身体に脳を移植する手術を受けた。自分の若いころではなく、人種も性別も自由に選択できた。若い身体を使い続けるためには、特別なフィールドで、大富豪同士で殺し合って、最後の1人に勝ち残らなければならない。1時間につき1人死なないと、システムによって処分される──。

なんつー無理のある状況設定。
若者が死ぬと、元になった大富豪のホログラムが消える。「そして誰もいなくなった」をモチーフにしているのだろうか? 大富豪たちの人格は不明だから、だれがどのボディを選んだか推理できない。また推理しても、殺し合いには関係ない。

主人公が勝者となり、若い身体を買い取るが、それは幻覚だった。え? なにそれ? それじゃ今まで見ていた殺し合いはなんだったの? 老いた身体でセックスしてたの? あまりに雑。ちゃんと作ってくれよ。

ボディは既製品だったから、若者の脳を取り除いた状態かもと考えていたが、まったく関係なかった。がっくし。

ルトガー・ハウアーは、にやりと笑うとネクサスっぽかった。

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