マネーモンスター Money Monster

2016年 外国映画 3ツ星 交渉人 犯罪

ジョージ・クルーニー視点ではどうにも...

 財テク番組「マネーモンスター」の放送中、男がスタジオに乱入。この番組の情報によって大損害を出した男は、身につけた爆弾で真実の暴露を要求する。パーソナリティのゲイツ(ジョージ・クルーニー)は犯人を刺激せず、事態を収集させようとするが、警察はゲイツごと犯人を射殺するつもりだった。

 緊迫したシーンの連続だし、終盤でカメラが外に出るのもいい。まずまず楽しめた。しかし悪いやつが制裁を受けるわけじゃない。彼らの犯罪は立件されない。それでいいのか? と疑問符が立つが、まぁ、番組パーソナリティの視点では追求しても仕方ない。そんなことより明日の放送だ。

 この物語(というかこの問題)は、犯人(一般視聴者)視点で描かないと意味がない。そりゃ投資は自己責任だが、犯人にも事情があって、夢があって、絶望があって、いろいろあってスタジオに来ただろう。はじめから死ぬつもりだった彼が、どんな思いで真実を見ていたのか? パーソナリティ視点じゃ踏み込めない。

 ジョージ・クルーニーが犯人役だったら、だいぶちがってただろうな。

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