毛の生えた拳銃 Ke no haeta kenjuu

1968年 日本映画 2ツ星 ドラマ

楽しめなかった。

貴重なフィルムらしい。どのように貴重かは、各位で調べてほしい。そしてその貴重さは、ファンにのみ通じるようだ。なんの事前情報もなく本作を見た私は、さっぱり楽しめなかった。

ハードボイルドを気取っているが、ブリーフを履いていたり、サングラスをかけたままシャワーを浴びたり、ちぐはぐで、滑稽だ。しかしコメディと言うほど設計されておらず、行き当たりばったり。チープな銃声、チープな爆発。ところどころカラーフィルムが差し込まれるが、意図した演出なのか? ストーリーも要約できない。なにがどうなったんだか。

押井守の『紅い眼鏡』や『犬狼伝説』を彷彿させる。
このあたりがイメージソースかもしれない。

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