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2017年 外国映画 2ツ星 囚人 密室 狂気 超能力

そーゆーことじゃない。

女子高生3人が男に誘拐され、地下に監禁される。男は多重人格者だった。
ふむ、それで?
序盤は引き込まれたが、男の目的がわからず、女子高生たちの反応もステレオタイプで、物語への没入感が失われていった。主人公の冷静さは興味深いが、様子見がつづく。回想シーンもうまく物語に噛み合わない。やがて24人目の人格・・・というか人間を超越するナニカが目覚めだす。もうなにがなんだか。

そして最後にアンブレイカブル。
えええ? どうして?
シャマランによると、「あのシーンはデヴィッドがミスター・ガラスが正しかった―つまり、この世界には超能力を持った者がいる―ということを確信したシーンでもあった」ですって。
つまり本作は超能力者の話──新たなヴィラン誕生物語だった。

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