トレイン・ミッション The Commuter

2018年 外国映画 3ツ星 密室 推理

主人公の伏せ札。

「この電車が終着駅に着くまでに、乗客の中に紛れ込んでいる盗品を持ったある人物を発見できたなら、貴方に10万ドルを渡す」

 難易度高いっしょ!
 それでも動けてしまうあたり、主人公が特殊な訓練、特殊な経歴とわかる。すると謎の女が主人公を選んだ理由が気になる。こりゃ、ある人物を発見したところで無事じゃ済まないだろう。

 事態はどんどん展開していく。パンチカードを刺すのか。床下に勝手口が。空調を切って人を集めるとか、よく考えたな。格闘が地味にリアル。カメラワークがうまい。ハラハラ、見入ってしまう。
 後半が籠城戦になったのは驚き。ここもハラハラしたが、謎解きのカタルシスはない。うーむ。

 ストーリーは悪くないが、主人公の伏せ札が没入感を阻害しちゃった感じ。
 主人公が現役復帰したエンディングは痛快だった。

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