アニー・イン・ザ・ターミナル Terminal

2018年 外国映画 2ツ星 コメディ サスペンス

「無秩序になるチャンス!」

終着駅の24時間営業の喫茶店を舞台にしたコメディ。殺し屋コンビ、余命宣告を受けた教師、挙動不審な駅員を、素性不明の美人ウェイトレスがもてなす。時系列がシャッフルされており、最後に驚きの構図が見えるのだろうと思っていたが、ちがった。

いや、驚きの構図はあったが、あっけにとられてしまった。なるほどと膝を叩いたり、シュールな笑いもない。なんだかなー、という印象で終わった。

おもしろくなりそうで、ならなかった。
『ルパン三世 PART6』(2021)第4話「ダイナーの殺し屋たち」(脚本:押井守)は、本作のあるべき方向性を示しているように思う。

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