[レビュー2018年08月04日に発表された 

劇場版 仮面ライダービルド Be The One Kamen Rider Build the Movie: Be the One

#仮面ライダー
更新日:2020年05月01日(金) 22:07 [Edit]

インフレと安直

あらすじ

 伊能賢剛率いるブラッド族が、エボルトを差し置いてビルド殲滅計画を始動する。それぞれ東都、西都、北都の都知事となって民衆を扇動し、桐生戦兎を追い詰める。一海と幻徳は囚われ、龍我は精神を支配されてしまった。
 伊能は奪い取ったハザード・トリガーで、仮面ライダーブラッドに変身。ジーニアスフォームをも圧倒する。
 万策尽きたとき、戦兎と龍我が合体して、仮面ライダービルド クローズビルドフォームに変身。ブラッドを打ち倒すのだった。

 最終回直前に挿入されるエピソード。唐突に出てきたブラッド族に驚く。エボルトもブラッド族なのか? テレビシリーズ各所で見られたご都合展開は、じつは彼らの支援によるもの。すなわちビルドは作られたヒーローであると明かされるが、テレビシリーズでも同じ挫折を味わっているから、今さら感がある。

 仮面ライダーブラッドは強く、ジーニアスフォームも歯が立たないが、これまたテレビシリーズで繰り返された展開だから、ハラハラしない。案の定、また新たなフォームで危機を脱する。だよねー。
 ベストマッチの相乗効果を得るため、ドライバーはボトルを2本刺すよう設計されたと説明されるが、それはがテレビシリーズで明かし、活用すべきだった。ハザードフォーム以降、強さのインフレが起こり、ベストマッチの価値も意味も薄らいでしまった。

 ビルドが民衆に追われ、あっちこっちに逃げる展開はよかった。しかしヘリから人間ロケットが打ち込まれたり、変身を解いても識別されるのは不可解。逃走中も子犬と戯れ、自撮りするビルドはよかった。それから美空と紗羽に襲われた戦兎が、あらかじめ仕掛けてあったガスで切り抜けるのもアイデア。こういう、天才らしいところを見たいんだよ。

 一海と幻徳は早々に退場する。民衆に変身を解除されるとは情けない。その後も「身長活かせよヒゲこら!」と喧嘩したり、あっさり土下座したりと、キャラクターはおもしろかった。

 龍我はずっと画面にいるが、意識を失っており、最終決戦に向けての盛り上がりに欠けた。ふたりのベストマッチが身体の相性になっちゃってる。

 最終決戦はCG戦闘で、牙狼を見てるようだった。

 本編終了後にジオウが顔見せ。この程度なら無理に客演しなくていいのに。まぁ、本編に絡ませなかったのは英断だった。

仮面ライダー
昭和・第1期
1971 仮面ライダー
1973 V3
1974 X
1974 アマゾン
1975 ストロンガー
昭和・第2期
1979 新 (スカイ)
1980 スーパー1
1984 ZX
昭和・第3期
1987 BLACK
1988 BLACK RX
1992
1993 ZO
1994 J
平成・第1期
2000 クウガ
2001 アギト
2002 龍騎
2003 555
2004
2005 響鬼
2005 リブート
2006 カブト
2007 電王
2008 キバ
2009 ディケイド
平成・第2期
2009 W
2010 オーズ/OOO
2011 フォーゼ
2012 ウィザード
2013 鎧武
2014 ドライブ
2015 ゴースト
2016 エグゼイド
2017 ビルド
  • 本編
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