隻狼 SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE (PC) SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE

2019年 ゲーム 3ツ星 チャンバラ ファンタジー:剣と魔法 モンスター 忍者 時代劇 陰陽師

ややこしーーーー!

戦国時代末期の日本、とある北国が舞台。プレイヤーは「狼」と呼ばれる忍者を操作して、御子(みこ)・九郎を守るため戦う。御子には特殊な能力があり、「竜胤の御子」と呼ばれている。狼は葦名弦一郎に左腕を切り落とされ、義手を装着する。

狼は経歴不明。「御子を守れ」と命じられたから守る。それ以外のことはなにも知らないし、考えない。竜胤の呪いを受けているが、気にしない。自分を育て、鍛えてくれた師匠・梟が裏切ったとき、従っても逆らっても、御子のもとに戻る。
まー、御子の愛らしさを見て、敵対勢力の言葉遣いを聞けば、どっちに付くかは明瞭だけど、それでいいの? 自分の運命は自分で決めると言うけど、どうやって決めてるの? すでに決まっているなら、決めてないじゃん。

とにかく美麗。敵も味方も極端に。思わせぶりな言動が続くが、具体的な考えはわからない。私がよく見てなかっただけ? 葦名弦一郎は竜胤を使って、どのように国を復興させるの? どうして竜胤は絶やさねばならないの? わからない。あるいは・・・わかる必要はないのか。

外国人が作った『Ghost of Tsushima』のほうが、日本人の精神性を具現化しているように思える。

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