ANIARA アニアーラ Aniara

2018年 外国映画 3ツ星

いろいろ詰め込んだ、はっちゃけてる。

地球環境破壊、火星移住、3週間の旅路、巨大宇宙船の生活、宇宙ゴミの衝突で軌道を外れる、ドリームマシン、帰還の可能性がなくなる、AIの発狂、カルト発生、レズビアン、未知の燃料棒、船長の独裁制に歪み、電源喪失・・・。

いろいろ詰め込んでるが、どれも消化不良。地球と火星のあいだで事故を起こして、だれも助けに来ないの? なんでみんな肌が荒れてるの? 燃料棒の正体はなにさ?
物語の主題と思われたドリームマシンは中盤で退場、それっきり。レズビアンの航海士が息子と無理心中するのも、唐突かつ詳細不明。電源喪失して失明したそうだが、映像だけじゃわからなかった。正気と資源を失っていく宇宙船というシチュエーションも魅力だが、一世代で滅亡しちゃったのは拍子抜け。
『宇宙の孤児』のように数十世代を経ると、おもしろくなっただろうなぁ。

598万1407年後、アニアーラ号はこと座の地球型惑星に到達するが、近傍を通り過ぎるだけだろう。598万年がんばれば助かった、とも言い難い。ラストにどういう意味があったのか?

巨大宇宙船の内部は、そのへんのホテルやショッピングモールで撮影したようだ。低予算映画の工夫はよかった。

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