第03夜:進路相談 dream03
2006年 夢日記進路指導室に行くと、海原雄山が座っていた。
「弟子にするから、卒業したら美食倶楽部に入れ」と言う。
とても素晴らしい話だと、先生は大喜びだ。なんだか気にくわない。
「弟子になったら、師匠を越えられないじゃないか。
私は自分の店を出す。私の美食倶楽部を作ってやる!」
と、偉そうなことを言って断ってしまった。
◎
しかし世の中はままならない。
気がつくと私は仮面ライダーになっていた。仮面ライダーといっても改造手術は受けてない。身体能力はそのままで、スーツによって強化されているタイプである。
仮面ライダーは、けっこうハードな仕事だった
チカラ仕事は平気なんだけど、反射と判断がきつい。中でもシビアなのだが、飛んでくる銃弾をよけるアクションだ。
スーツ補正で軌道は読めるけど、一瞬で身をそらさないと当たってしまう。弾丸が当たると痛いし、次の反射も遅れる。だから1発当たると、ビシビシと当たりまくってしまう。かなり痛い。
岩をも砕くパンチは、岩しか砕いたことがない。
怪人の動きが速くて、当たってくれないのだ。
(もう当たってくれよ。当たれば終わりなんだからさぁ)
仮面の下でぼやきながら、ぶんぶん空振りを繰り返す。涙がにじむ。
こんなことなら、美食倶楽部で働いていればよかった。
◎
……という夢を見た。
我ながら、わけがわからない。