気づき

考える

歩いてみよう

果実をとる方法 【鳳凰篇】文章を書き始めたのは、高校2年(1987年/16歳)の頃だ。もう、人生の半分以上(18年)を費やしたことになる。それだけの時間をかけて、ただの1篇も完成していないのかというと、そうでもない。友人Gと共同執筆していた...
考える

本心を言ってみろ

果実をとる方法 【涅槃篇】Gはいま、新しいアプローチを試みている。どんな試みなのか、うまく進んでいるのか?詳しいことは知らないし、知っていてもここには書けないだろう。私はただ、応援するだけだ。──私はただ、応援するだけ?そんなことはない。私...
考える

ガソリンがない

果実をとる方法 【虚空篇】業務は軌道に乗ってくると、私の出番は減っていった。やがて、出社せずとも仕事がまわるようになる。もちろん、完全に手放しできるわけではないが、それなりの自由を手に入れた。そんな私の前に、分岐点があらわれた。  A.もっ...
考える

拘束に生まれ、自由に死す

果実をとる方法 【独覚篇】どうすれば果実を手に入れられるか?果実の前には、2つの関門がある。すなわち、拘束と自由だ。拘束される(多忙になる)と、好きなことができない。しかし自由があれば、なんでもできるわけじゃない。このあたりが、このシリーズ...
考える

All or Nothing

果実をとる方法 【青嵐篇】自由を使いこなせなかった私は、その自由を売り渡すことにした。つまり、就職したわけだ。すると今度は、自由がまったくなくなってしまった。社会人になることが、これほど不自由なこととは思わなかった。アニメやゲームを楽しむ時...
考える

自由の使い方

果実をとる方法 【外伝】──1997年(26歳)。私はマルチメディアスクールの教務主任になっていた。一方、Gは翻訳家からライターに転身していた。仕事を経験し、そこそこの貯金ができたと見るや、Gは捨て身の作戦に出た。家を出て、小さなアパートを...
考える

果実をとる方法 【中】

あらすじ私とGは、共同で長編小説を書いていた。それを出版社にモチコミしておきながら私たちは逃げた。この日から、私とGの道は分かれた。私とGは、異なる方法で、"小説家という果実"を手に入れようとしたのだ。 その後、友人Gは翻訳家を経てライター...
考える

果実をとる方法 【上】

──1990年(19歳)。私は友人Gと飯田橋にいた。Gは、高校時代からの友人だ。この時点では卒業から1年目になる(私は浪人中)。高校時代、私とGは共同で長編小説を書いていた。ファンタジーノベルである。といっても、この時点ではプロット段階。大...
考える

王様の耳はロバの耳

昼間、お城で王様の散髪をした。すると、王様の耳はロバの耳だった。「バラしたら処刑するぞ」王様はこわい顔で言った。「ぜぜぜ、絶対に言いません!」私は激しく首をふって約束した。──でも、言いたい。王様の耳はロバの耳。王様の耳はロバの耳。王様の耳...
考える

やむをえない

誰にも迷惑をかけずに生きていくことは可能なのだろうか?答えは……否だと思う。なにかを望めば、誰かに迷惑がかかる。誰にも迷惑をかけたくないなら、自分を殺すしかない。生きる(存在する)ということは、誰か(世界)に迷惑をかけることだ。だからといっ...
考える

新・悪魔との取引

──想像してみよう。TFTモニタから悪魔が出てきて、あなたにこう囁いた。《もし高校時代に戻れたら、おまえは違う人生を歩むか?》あなたはどう答えるだろう。「若いうちに、もっと身体を鍛えておけばよかった」「あんなに時間があったのだから、留学すれ...
考える

親子の非干渉

私の知人に、子どもの教育に非干渉なヤツがいる。つまり、こういうことだ。私「で、この子には、どんな人になってほしいんだ?」彼「この子のやりたいようにやらせるよ」私「? だって、まだ子どもだろ? 教育方針はないのか?」彼「親の価値観を押しつけた...
考える

関係ないわけない

現代の教育には、強い不安がある。こんな状況が続けば、ホームレスの低年齢化を招くだろう。はなはだ不安だ。私は教育機関の人間ではないから、関係ないといえばそれまでだ。「他人の領域に口を挟むな、自分の現場を守れ!」とも言われる。そのとおりだし、そ...
考える

常識の探求

常識とはなんだろう? 私はこう定義している。常識とは、他者との衝突を避けるための経験則である。挨拶する。よくしてもらったら、お礼を言う。不慣れな場所では、派手な格好や不用意な発言を控える。勝手にモノを借りない。約束を守れないときは、早めに連...
考える

納得できない親子

──1月2日のこと。深夜24時に、友だちとゲームセンターで落ち合うことになった。私の方が先に着いたので、ゲーセン内を見てまわる。久しぶりだった。数年ぶりになる。正月三が日の深夜って、ゲーセンは混むものなのだろうか?よくわからないが、そこそこ...
考える

危険な女……

──歯医者の待合室に、3人の男女がいた。彼女と彼女のつれあい……そして私。やがて、彼女のつれあいが呼びだされ、治療室に入っていった。広い待合室には、私と彼女の2人だけになる。彼女は、じっと待てない性格らしい。机の上にあった子ども向けのオモチ...
考える

自分の消費回数

私の日記にも、消費回数のカウンターがあるかもしれない。1回読むごとに、1ずつ減っていくのだ。それが0になると……読者は去ってゆく。自分がいつも、消費する側にいるとはかぎらない。なにかを作るとき、人は、消費される側にまわる。私にとって日記は「...
考える

消費と発電

どんなに好きな曲でも、繰り返し再生すれば飽きてくる。まるで、「消費回数」という見えざるカウンターがあるかのように。そしてこのカウンターは、人間にもあるのかもしれない。──もちろん、音楽と人間はちがう。人間は、接点をもつことで、好意が増えるこ...
考える

好意の消費回数

もしかしたら……?もしかしたら、好意も同じかもしれない。人に対する好意にも、消費回数があるかもしれない。お気に入りの曲でも、繰り返し再生すれば飽きてしまう。大好きな人でも、たくさんの接点をもてば飽きてしまう。人間にも、見えざるカウンター(消...
考える

音楽の消費回数

「お、いいね♪」と思う曲があると、繰り返し再生してしまうよね。私のiPodには、そんなスーパーお気に入りだけを集めた「@Best」というプレイリストが入っている。合計1時間以内という自分ルールで組んだ、ベストセレクションというわけだ。当然、...
考える

駅馬車のジレンマ

──1台の馬車がやってきた。御者が馬に命令する。「もっと急げ!」しかし馬は命令されるのが大嫌いだった。「それはあんたの都合だろ!」こうして馬車は駅に到着したが、客は怒り狂っていた。「なんだこの馬車は! もう乗るもんかッ!」がっくりと肩を落と...
考える

方円の器

ずいぶん前の話だが、黒侠が車を買い換えた。ホンダのインテグラから、マツダのアクセラという車になった。私は車に詳しくないのだが、両者は性質が異なるらしい。インテグラはかっ飛ばす車、アクセラはすらーり流す車......だとか?よーわからん。買い...
考える

我慢サセルナ/我慢シタイ

我慢サセルナ昨日の日記をフォローしておく。我慢スルナ、我慢サセロと書いたけど、リアルはもうちょっと複雑。たとえば仕事を頼むとき、言葉どおりに我慢させてはらない。好きでない仕事は、絶対にミスが出る。しかも、ミスに気づきにくく、対応も出遅れる。...
考える

我慢サセロ

3部作の完結編。私は(他人に命令されて)我慢するのはイヤだ。しかし(自分の意志で)我慢するのはかまわない。こーゆーとカッコイイのだが、現実は複雑だ。好きでした我慢も、それが自分の意志によるものか、周囲を気遣った結果なのか、見分けることは難し...
考える

我慢シロ

前の日記の反対を考える。「きみは、きみらしく生きればいいんだ!」と言われて、ところかまわず個性を主張する。「競わなくてもイイ。もとからオンリーワンなんだよ!」と言われて、苦労も勝負も避ける。我慢しないことは、そんなに美徳なのだろうか?ありの...
考える

我慢スルナ

「健康にいいから我慢して食べなさい。」と言われて、マズイものを食べさせられる。「社会人なんだから我慢してやれよ。」と言われて、イヤな仕事を押しつけられる。我慢すると、いいことがあるのだろうか?なんで、我慢しなければならないのだろうか?余談だ...
考える

最後の毒見役

毒見役も、かつては重要な仕事だった。地味だけど、要人を守っているという誇りはあっただろう。──しかし時代は変わった。安全に毒を検出する装置が開発されて、労働者の権利は保護された。そしてある日、毒見役は上司に呼びだされ、こう言われるのだ。「オ...
考える

毒見役・征服

──1995年。DTPの仕事をしていたころ、師匠からこんな教訓を教わった。  《急ぎの仕事は、忙しいヤツにやらせろ!》意味がわかる人は、かなりの達人だ。もちろん、当時の私にはわからなかった。師匠はおかしなことをいうなぁ、と思っていた。……し...
考える

新・毒見役

D氏は誠実なサラリーマン。そのD氏と、先週末に呑んだ。ほどよく酔ったところで、D氏は同僚のT氏について語りはじめた。「T氏はね、自分が好きな仕事しかしないんだ。チームも組まない。部下も使わない。上司に指示を求めない。完全なスタンドアロン。 ...
考える

続・毒見役

昨日の日記で、私は毒見役の悲しい心理について書いてみた。行き場をなくした毒見役は、毒を楽しみ、喜ぶようになる。ついには、毒見役の仕事を誇るようになってしまう。──これは、ありえない話だろうか?毒は毒だ。毒を楽しめるはずがない。第3者が見れば...