ステーキハウス水道橋店 / これぞ学生食
2002年 東京都:都心部 牛肉水道橋にある、牛丼屋のようなステーキハウスがある。
たしか以前は牛丼屋だったはずで、それが改装してステーキハウスになった。その名も「ステーキハウス」と、直球だ。学生のころ、よくここで飯を食った。安いし、早いし、意外とうまい。
懐かしくなったので、嫁を連れて行ってみることにした。
※ステーキハウス水道橋店
※店内の様子
食券を買って席に座る。
ここはステーキハウスだが、ステーキよりハンバーグの方がうまい。ライスが付いて680円。大盛りにもできる。そういえば、カレーライスと組み合わせたこともある。ハンバーグに飽きたらスタミナ焼きを食べるので、ステーキは数えるほどしか喰ってない。
客席で調理するスタイル
ほどなく、鉄板が席に運ばれてくる。
焼けた鉄板に生肉が乗っているので、湯気と油がすごい。つまり、客席で肉を焼いているわけだ。この調理法には、調理場の混雑を抑えたり、客の待ち時間を短縮したり、また焼き加減を客がコントロールできるメリットがある。
※熱した鉄板を使うことで、客席で調理するわけだ
※最初は湯気と油がすごい
まだレアが残っているうちから食べはじめ、肉の置き場を買えることでよく火を通したり、あるいはミディアムを維持したりする。甘口、辛口ソースを交互に試すうちにビチャビチャになり、ポテトとホウレン草の味が濃くなってしまったり。
うまくいかないところも楽しかったりする。
◎
数年ぶりに食べたハンバーグステーキは、まぁ、正直、うまいとは言えなかった。歳をとって、ちょっとは舌が肥えたのかもしれない。それでもガツガツ食べていた日々を思い出せて、なかなか楽しめた。
そうした思い出のない嫁にとっては、ピンと来なかったようだが、これも経験だよ。
※水道橋の日が暮れる
昔よく食べた店に再訪するのは、意外に楽しかった。