楽遊壽林自然館 / 貸し切り露天風呂
2002年 神奈川県 温泉・銭湯「ひとっ風呂浴びて、帰るか」
金時山を下りた私たちは、楽遊壽林自然館に向かった。
楽遊壽林自然館(らくゆうじゅりんしぜんかん)
早川渓谷の斜面にある、約1万坪の庭園をもつ温泉。
林の中に散在する6つの檜の露天風呂が自慢。自墳泉の源泉から湧出される湯は飲用もでき胃腸病に効果があるとも。
自然保護のため入浴客は1日限定100名。
※楽遊壽林自然館
風呂に入ったら眠くなった
ざざっと風呂に入ったら、猛烈に眠くなった。
座敷の片隅で、ぐっすり寝てしまった。
──目が覚めたのは4時間後。
すっかり身体が冷えている。座敷の窓が全開だったので、山の風に熱を奪われてしまった。
風呂に入って温まろうと下りていくと、「貸し切り露天風呂」の案内が見えた。夫婦や家族で、露天風呂を貸し切れるようだ。
しばし迷ったが、決断する。
「よし、貸し切ろう!」
※目が覚めた
貸し切り露天風呂
夫婦で露天風呂に入るなんて、初めての経験だった。
──山の斜面に作られた露天風呂。
屋根があるだけで、あとは完全開放。
眼前には、早川渓谷の雄大な眺めが広がっている。
そんなところに、夫婦ですっぽんぽん。
恥ずかしいやら、気持ちいいやら。
まぁ、いい思い出になりましたね。
※貸し切り露天風呂
※早川渓谷を眺めつつ
16時を過ぎたあたりに、帰途につく。
箱根の山道を通り抜けて、高速に乗った。途中、雨がふってきて、渋滞に巻き込まれたけど、無事に帰ることができた。
◎
やっぱり登山と温泉の組み合わせはいい。
でも次は、もうちょっと軽い山に登りたいね。