チキウ岬の夕暮れ
2003年 北海道 #冬の北海道ドライブ 日本の灯台50選 景勝地 灯台昭和新山を抜けて、フィットは室蘭にやってきた。
室蘭港に出ると風景が一転して、工業地帯になった。巨大な橋や高架線が行き交っている。その唐突さに驚いた。
絵鞆(えもと)半島から太平洋に突き出たチキウ岬(地球岬)からは、地球の丸さが実感できる大パノラマが見られるという。日が暮れる前に行ってみよう。
※室蘭港に入った
チキウ岬に日が沈む
チキウ岬は展望台が整備され、駐車場からのアクセスもよかった。
海面から120mの断崖に立つと、なるほど広大な水平線を見渡すことができた。眼球の視野に収まらず、首を回して全景を見ることができた。手持ちのカメラでは、この絶景を写し取ることはできない。こういうときは、魚眼レンズがあればいいのかな。
※全景は写せない
※めっちゃ寒いぃぃーーーー!
晴れていれば駒ケ岳や青森県の下北半島が望め、春から秋にかけては回遊するイルカやクジラが見えることもあるそうだが、あいにく曇天だった。しかし損したとは思わない。来てよかった。
眼下に地球岬灯台が見えた。日本の灯台50選の1つだ。高い位置にあるべき灯台を見下ろすのは変な感じだった。
※地球岬灯台
※太陽が沈む
チキウ岬か地球岬か
Wikipediaには「チキウ岬」と登録されている。しかしネットで検索すると、圧倒的に「地球岬」の方が多い。
もともとは、アイヌ語の「ポロ・チケップ(親である断崖)」に由来する。それがチケウエ、チキウ、チキュウと転化して、「地球岬」と当て字されるようになったようだ。つまり「チキウ岬」が正式名称なのだ。
しかしATOKでも変換できないし、「地球が丸く見える岬」という特長がますます「地球岬」の名前に説得力を与えている。
あと何年かすると、「地球岬」に名前が変わってしまうかもしれない。
※点灯した
※地球公衆電話:落ち着かないなぁ
迷走しつつ札幌へ
暗くなったので、移動しよう。
嫁が札幌で食べたいものがあるというので、ふたたび札幌に向かう。今回の旅は同じ場所を何度も行き交っているなぁ。
※金屏風:船から太陽が当たる岩壁を見て名付けられたもの
※さらば、室蘭
※登別に立ち寄ったけど...
途中、登別の温泉に入ろうかと思ったが、立ち寄りで入湯できる雰囲気ではなかったので、そのまま過ぎ去る。
本当に、無駄の多いドライブだ。
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