湯楽(ゆら)の里 / 源泉風呂がよかった

2004年 埼玉県 温泉・銭湯
[WGS84] 35.826495, 139.470288 - Google Earthで開く(kml)

今日は湯楽の里・所沢店に行ってきた。

我が家からちょっと離れているが、高速道路を何時間も走るほど遠くはない。ほどよい場所にある温泉施設だ。ネットのページをプリントしていけば入会費が無料になるので、これを利用した。

未明に雪が降っていたようだが、道路に積もるほどではなく、すいすいと現地に到着した。町中というほどではないが、こんな拓けた場所にも温泉は出るんだね。
駐車場に停めて車を降りると、やっぱり寒い。なので、暖かい施設内に入ったときは、気持ちもゆるむようだった。

湯楽(ゆら)の里:外観

あとでわかったことだが、もともとはスーパー銭湯だった店が、温泉を掘り当てたところらしい。たまたま銭湯の地下に温泉があった? 2003年にオープンしたLaQuaもそうだが、「温泉は貴重なもの」というのは思いこみらしい。お湯は無色透明で、塩素臭などもない。これが本当に温泉なのかどうかは、実感としてはわからない。

湯楽(ゆら)の里:寝る~

とはいえ、ここはけっこう気に入った。
ゆったり時間を過ごせるからだ。30分風呂に入っては、露天風呂でクールダウンする。湯疲れしたら、休憩室に行って毛布にくるまって、寝る。なにに制限されることもなく、ひたすらゆるむことができた。
トルマリン風呂やスチームサウナもいいけど、こういう「ゆったりできること」が嬉しいよね。

湯楽(ゆら)の里:気配り

温泉とは関係ないが、受付にあった冷蔵ボックスの表記がおもしろかった。
上の段には「全く凍っていません。が、よく冷えてます」
下段には「やや凍り気味。が、すぐに飲めます」
と書いてあった。客の心のひだをくすぐるような気配りだ。

湯楽(ゆら)の里

温泉の定義なんて、どうでもいい。
珍しい泉質も、趣向を凝らした設備も要らない。清潔で、ゆったりできること。温泉の醍醐味は、これに尽きるよ。

さっぱり癒されて帰ってきました。