ピエールマルコリーニ銀座店 / 脳天をとかすチョコレート
2004年 東京都:都心部 スイーツ ソフトクリーム・氷菓 チョコレート 洋菓子ピエールマルコリーニに行ってきたよ。
ピエールマルコリーニ(PIERRE MARCOLINI)とは
世界に展開するチョコレートの名店。2001年に日本上陸。数あるショップの中で、カフェを併設しているのは銀座店だけらしい。 ちなみにピエール・マルコリーニとは人の名前。30代にして、ショコラティエ(チョコ職人)、パティシエ(菓子職人)、グラシエ(アイスクリーム職人)、コンフィズリエ(ジャムや砂糖漬けの菓子職人)の4つのディプロマ(資格)をもつ天才職人。ベルギー生まれ。すっごく小さな店だった
小さなお店だ。派手さもないが、立ち止まる人が多い。1階のショップは人でごった返していた。宝石のようなチョコレートがガラスケースの中に並んでいる。あんな風にチョコを扱うのか。びっくりだ。
※外観
※1階の様子
2~3階がカフェになっているようだ。平日なので、それほど待たずに席に着けた。ふだんは行列ができると言うが、この狭い店内のどこに並ぶというのだろう? 人とすれ違うスペースさえないぞ。
雰囲気からして上級
閉め切られた店内はとても暗かった。チョコの品質を保つためだろうか? ちょっと不思議な空間だった。店内は暗いが、テーブルの上は強めのライトで照らし出されていた。なので、チョコレートの色ツヤがはっきり見える。なるほど、この暗さはチョコを楽しむための演出なのだろう。
チョコレートケーキ
チョコレートケーキの概念を壊してしまう体験だった。それ以前に、これをケーキと呼べるのだろうか? 濃厚なチョコブロックなのだが、ケーキのような食感はある。チョコの台座にチョコが載っているのか? 甘みを抑えたホイップもよかった♪
※すさまじい破壊力
アイスチョコ
ちっちゃな容器だ。(こんなんじゃ、楽しめやしないな~)と思ったが、そうでもない。スプーン一杯だけでも脳天がしびれる。がぶがぶ食べるものじゃない。舌の上にチョコを乗せて、その余韻を楽しむような感じ。麻薬みたいだな。
※麻薬のような味わい
めったに来ない店だから、たっぷり注文しようと思っていたのに、なぜか2品で席を立ってしまった。満足しちゃったのか、気後れしたのか。よくわからない。
店を出たところで、となりがアイスクリーム屋になっていたことに気づく。1つ、試してみた。
チョコアイス
味のまえに、感触がちがう。ねっとりしていて、チョコが重たい! 口に含むと、さっきのアイスチョコとはまた違った風味。これまた、スゴイや!
※重たいぜ!
いやはや、満足しました。高級チョコレートは、「高級」と呼ばれるだけはある。ふつうのチョコとはまったく別物だった。強烈すぎて、しょっちゅうは食べられないけど、思い出したときには食べたくなるだろう。
いい経験をさせていただきました。