天ぷら処・大漁 / 屹立する天丼を見よ

腹が減ってきた。せっかく松島なのだから、松島らしいものを食べたい。

とはいえ、なにが松島らしいのか？　mixiで情報をもらっていた「かき小屋」を目指すが、心が決まりきらない。結局、「かき小屋」を見つけることはできたが、もう１つの候補地である「天ぷら処・大漁」に向かうことにした。

※かき小屋は見つけることができたが......

天ぷら処・大漁へ

「天ぷら処・大漁」は、昨夜ネットで見つけた店だ。この店が出す特製天丼は、破天荒な大きさらしい。松島らしいとは言えないが、興味をひかれた方を食べることにした。

※天ぷら処・大漁

「天ぷら処・大漁」は松島のとなりの磯崎海岸にあった。松島からはかなり離れていたので、歩いていくのは大変だった。タクシーを使えばよかった。ともかく到着。観光名所ではなく、ただの食堂のようだ。私は特製天丼を、妻は牡蠣フライを注文した。

これが特製天丼

特製天丼はすごかった。噂にたがわぬ大きさ！　薩摩芋と穴子が塔のように屹立しているのだ。
しかし食べるまえに塔がぽきっと折れてしまい、よい写真が撮れなかったのは残念。しかし味はよかった。穴子が美味しかった。それと薩摩芋の甘いこと。塔の台座を崩しながら食べていくのも楽しかった。

※特製天丼

※たおれたー！

赤間水産のあさり汁

食べ終えた私たちは、高城町駅に向かった。松島海岸駅からは離れすぎてしまった。てくてく歩いていると、赤間水産という魚屋が見つかった。店頭をのぞき込むと、店のお姉ちゃんがあさり汁をくれた。無料サービスらしい。すすってみる。

※赤間水産：あさり汁

「うまー！！！」
甘いんですよ。あさりの甘さ、旨さ。滋味にあふれていますよ。何杯もおかわりしたかったけど、いかんせん満腹しすぎていた。むはー。

※目の前の海でとれたものだろうか

仙台駅に戻ってきたのは16時。
あと一泊するかどうか迷ったけど、帰ることにした。エスパル、さくら野などを歩いて土産物を買い込むと、私たちは新幹線に乗った。新幹線ではぐっすり眠ってしまった。

仙台は楽しかった。というか、仙台が好きになった。京都出張では得られなかった感覚だ。
東京に戻ってくると、「あぁ、ちがうなぁ」と感じる。地方に行くことで、地元（東京）のことがよく見えるようになった気がする。
仙台には、また行ってみたいね♪