高根展望台 / 凍り付いた峠道

帰って寝るにはまだ早い。てなわけで、高根展望台までドライブすることにした。

峠道で怖いもの

高根展望台へ向かう峠道は、ものすごく曲がりくねっている。しかも路面は凍り付いており、タイヤのグリップが心許ない。しかも街灯らしい街灯もないので、めっちゃ怖い。
だが道以上に怖いのが地元車だ。スタッドレスを履き、道を知り尽くしている彼らはガンガン距離を詰めてくる。そして背後から「さっさと道を空けろ！」電波を送ってくるのだ。これが怖かった。
それでも嫌がらせのようにノロノロ走って、高根展望台に到着した。

高根展望台

車を降りると、足の裏が凍っているのがわかる。
周囲は真っ暗。月明かりのみ。私は三脚を設置して、夜景を撮影した。
残念ながら、まだ一眼レフの使い方がよくわからない。なので、きれいに撮れなかったけど、まぁいいや。展望台から見下ろす伊香保の街は、キラキラと光ってきれいだった。

※高根展望台：夜

もちろん、帰りの峠道も怖かった。
あとで知ったことだが、ここは『イニシャルＤ』などの漫画に描かれる有名なスポットで、深夜には走り屋が集まるところらしい。気をつけようっと。

※キラキラと光ってきれい

朝の展望台

翌朝、ふたたび高根展望台にやってきた。榛名湖に行くためである。ふたたび車を停めて、景色を楽しむ。

※路面が凍結している

いい感じに晴れてくれた。
東に赤城山、北には谷川岳・武尊山へと連なる山々が一望できた。空気は冷たく、日差しは鋭かったけど、気分はよかった。ここは昼間も景色がいいようだ。

※昼間も景色がいい

「さて、榛名湖に向けて出発だ！」

そして私は、凍った路面をふたたびノロノロ走りはじめるのだった。