雪の榛名富士からの眺め
2005年 群馬県 #伊香保・榛名湖ツアー 交通:ロープウェイ 山・渓谷 山頂 景勝地結局、わかさぎは1匹も釣れなかった。
ただ冷たい風に吹かれただけの210分だった。
──さて、どうしよう。
このまま帰るのも惜しい。しかしスキーに接続するだけの体力はない。ガイドブックを開いても、適当なスポットが見つからない。なので、とりあえず目の前にある榛名富士に登ってみることにした。
私は、榛名富士を榛名山だと思っていたけど、実際には、榛名湖や榛名富士(1,327m)、掃部岳(1,448m)、相馬岳(1,411m)、水沢山(1,194m)といった峰々を総称して、榛名山というのね。知らなかった。
榛名山ロープウェイ
車をまわして、ロープウェイ乗り場の近くに止める。榛名富士はこんもり盛り上がった、山らしい山だった。私は当初、ロープウェイで登って、下りは登山道を使おうと思っていた。しかし妻が猛反対したので、往復チケット(1人820円)を購入した。
※駐車場からの眺め
「榛名山ロープウェイ」は、珍しい2両連結式ゴンドラだった。
けっこう高速なゴンドラで、約3分で山頂に達する。途中、ゴンドラの窓から榛名湖の全景が見渡せた。ぽつぽつと小さな点が見える。わかさぎ釣りの客たちだ。
※ロープウェイからの眺め
榛名富士の山頂
山頂は雪に覆われていた。私たちのほかに客はなく、のんびりできた。ちょっと登ったところに小さな神社(榛名富士神社)があって、ここが本当の山頂らしい。榛名富士の周囲には高い山がないため、高層ビルから見下ろすような、切り立った景観が印象的だった。
※山頂からの眺め
するうち、登山客が登ってきた。かなり本格的な装備をしている。よく見ると、登山道は雪に埋もれていた。
(こりゃー、登山道で下りるのは無理だったな...)
※う~ん、徒歩での下山は無理のようだ
このあと、私たちはロープウェイで降りて、水沢うどん街道に向かった。