島村家住宅土蔵(旧中山道桶川宿旧跡) / 人が住んでいたの?

2005年 埼玉県 建物:日本家屋 建物:近代遺産
[WGS84] 36.000908, 139.566126 - Google Earthで開く(kml)

桶川ウォーキングの序盤で、島村家土蔵を見学した。

この「土蔵」と「べに花畑」が今回の見所になる。土蔵に入るなんて初めての経験だな。ふだんは見学料100円だが、ウォーキング参加者は50円だった

島村家土蔵
※珍しい3階建ての蔵

島村家土蔵、またの名を「お助け蔵」

1836年(天保7)に建立されたと伝えられる3階建ての蔵。天保の大飢饉に苦しむ人々に仕事を与えたことから、「お助け蔵」ともいわれている。国登録有形文化財に指定されている。

島村家土蔵
※内部は意外に広い

島村家土蔵
※複雑な造り

ここに住んでたの?

蔵の中は暗くて、狭い。太い梁や柱に遮られ、行き来しづらい。はしごのような階段もスリルがある。そんな蔵の中に畳敷きの部屋があった。ただの倉庫ではなく、人が住んでいたのだろうか? 誰か由来を説明してくれ。
なんとなく見学しちゃったけど、もっと細かく見ておけばよかった。

島村家土蔵
※トイレ?

島村家土蔵
※実際は狭くて、暗い

島村家土蔵
※友人Aと記念撮影

■島村家住宅土蔵 / 島村家土蔵 / お助け蔵 / 島村家三階建て土蔵
[所在地] 埼玉県桶川市寿2-1-4
[建築] 1836年(天保7)?
[料金] 100円

蔵造り商家・矢部家

つづいて矢部家を見学する。「木半」の屋号で知られた紅花商人の店だとか。当時の紅花商人の富を物語るそうだが、説明なしには楽しみにくい。

蔵造り商家・矢部家

ガイドがほしい

桶川宿は、江戸日本橋から数えて6番目の宿場町。また山形に次ぐべに花の産地として栄えた。旧中山道と国道17号が分岐したため、道幅改修などのあおりを受けず、さらに戦災も免れたため、当時の面影が現在にも残っているそうだ。
とまぁ、こうした背景は、家に帰ってから調べた。現地を歩いているときは知らなかったので、ぼんやり見てしまった。もったいない。

煉瓦蔵
※中山道沿いの煉瓦蔵

ウォーキングで史跡を訪れるのはいいが、背景を知らなければ猫に小判だな。しかし事前に調べるのは難しいし、マップには概略しか書いてない。となると、帰ってから調べるしかないのか。
このあたりは検討課題だな。