宝来家 / モツ串神経衰弱
2006年 東京都:新宿副都心 和食 牛肉水曜日の夜は「うまいもの喰い隊」オフに参加してきた。
今回のテーマは生肉。幹事を引き受けてくださったのはYさん。感謝!場所は新宿・思い出横丁にある「第二宝来家」だった。
※雨のそぼ降る夜に開催された
生肉って、あまいのね
夢枕貘の『キマイラシリーズ』に、殺した獣の肉を食べるシーンがあるんだけど、その味が"あまい"と表現されているのがわかった気がする。もちろん、ちゃんと血抜きした料理とは比べられないけど、生肉は"あまい"。火を通した肉とは異なる美味しさと興奮があるよ。
※とろっとあまい和牛レバ刺し
もつ焼き神経衰弱
もつ焼き(串焼き)もたくさん食べた。メニューを取り出して「ここからここまで全部」と強気の注文。人数が揃っていると、種類をたくさん食べられるのでうれしい♪
しかし……いっぺんに注文しすぎた。種類は多いし、知らない部位ばかりだから、なにがなにやらサッパリ。
「これはきっとガツだよ」
「いや、それはガツだよ」
と、みんなで鑑定するんだけど、食べれば食べるほどわからなくなる。わからないままじゃ帰れない。というわけで、単品注文で「答え合わせ」することにした。
※A.ガツ(胃)
※B.シロ(大腸)&C.タン(舌)
※D.ちれあぶら(脾臓)&E.ちれ(脾臓)
- A.ガツ(胃)
- 「かめばかむほど味がある」シリーズの中で、ぷりぷりと肉厚なものがガツだった。表面はかりっと香ばしい。
- B.シロ(大腸)
- 皮だと思っていたものはシロだった。「江戸っ子好みの味」とあるが、ぜんぜんピンとこないよ。
- C.タン
- 「かめばかむほど味がある」シリーズの中で、ガツより柔らかく、淡泊なもの。うーん、言葉で説明するのは難しい。
- D.ちれあぶら(脾臓)
- 苦手という人が多かったが私はOK。なるほど臓器って感じがする。
- E.ちれ(脾臓)
- タン(舌)の食感に、レバ(肝臓)の味わい。ちれあぶらより淡泊だけど……これって同じ部位?
「テッポウ」と「カシラ」も答え合わせしたんだけど、もう写真を識別できない。この5つだって、もう1度食べて当てられるかどうか……。それぞれ個性的なのに、ちがいを表現する言葉がないよ。
いやはや楽しかった
串焼きは1本百数十円だから、行こうと思えばいつでも行ける。しかし人数がいないと、こんな風に注文して、こんな風に楽しむことはできない。
※今回はたっぷり呑みました
やっぱりオフ会は楽しい。
みんな、ありがとう!