駒門風穴で地底探検!

2006年 静岡県 洞窟・地下
[WGS84] 35.250078, 138.914211 - Google Earthで開く(kml)

釣りが終わったあとは、駒門風穴(こまかどかざあな)をのぞいてみた。

看板を見かけてハンドルを切ったので、事前情報ナシ。2004年に関ヶ原鍾乳洞に行ったときは、そのインチキさに落胆させられているので、さして期待はしていなかった。
だが……ここはホンモノだった。

ぽっかりと口を開けている
※ぽっかりと口を開けている

じつは最大規模の溶岩洞穴だった

駒門風穴は富士山の爆発でできた溶岩洞穴。本穴約290m、枝穴約120mで、富士東麓では最大規模を誇るそうだ。こんな特殊地形が、こんなふつうの民家や田んぼの中にあるとは思わなかったよ。もう、びっくりさ。

撮影はきつい
※照明が設置されているが、撮影はきつい

地中を探検

穴の中に下りていくと、空気が冷たくなる。年間を通じて13度に保たれているらしい。吐く息が白くなる。
洞穴内部は思っていた以上に広かった。照明が設置されているので安全に歩くことはできるが、地中の暗闇を追い払うほど明るくはない。カメラの露出時間を調整するが、うまく撮れない。こんなことなら三脚を持ってくればよかった。

天井は高く
※天井は高く、奥まで深く、広かった

駒門風穴
※涼しいを超えて寒くなってきた洞内

天井からビタビタと水が落ちてくる。けっこう大粒で、冷たい。雨の中にいるみたいに濡れてしまった。しかしそれさえも、楽しくてしかたがなかった。

むわっと暑い
※外に出ると、むわっと暑い

駒門風穴
※木々に覆われていても地上はうれしい

なんだか私ばっかり興奮してしまったみたい。でもやっぱ、こういう特殊地形は楽しいよね。ドライブがつづいて眠くなっていたみんなも、目が覚めたみたいだった。