たこ料理専門店 くくる / 半夏生→蛸→たこ焼き

2006年 東京都:新宿副都心 粉もの
[WGS84] 35.692567, 139.69865 - Google Earthで開く(kml)

7月2日は半夏生だった。

だからというわけではないが、新宿で明石焼きを食べてきた。
シューズを買いに行ったついででもあった。

たこ焼き・くくる

行ってきたのは、新宿ハルクの地下にあるたこ料理専門店・くくる
本店は道頓堀にあるようだが、最近は全国展開しているらしい。
昼時と言うこともあったけど、かなりの混雑じゃ。
たこ焼きは回転が速いけど、座席数が少ないため、30分近く待たされてしまった。

かなりの混雑
※かなりの混雑

待っているあいだ「半夏生は蛸の日」というポスターが目に入った。なんのこっちゃ? 家に帰って調べてみた。

半夏生(はんげしょう)
雑節、七十二候の1つ。
かつては夏至から11日目と数えていたが、現在は天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日となっている。毎年7月2日にあたる。この日にふる雨を半夏雨(はんげあめ)といい、大雨になることが多いと言われている(実際、2日は大雨だった)。
農家にとっては大事な節目の日である。この日までに農作業を終え、この日から5日間の休みをとる地方もある。また関西ではこの日に蛸を、讃岐では饂飩を、福井県では大野市などで焼き鯖を食べる習慣がある。

なるほど蛸を食べる習慣はあるようだけど、たこ焼きにつなげるのは無理があるかなぁ。ま、いっけどね。

コールドストーンならぬホットストーンで実演中
※コールドストーンならぬホットストーンで実演中

明石焼き

うちの妻はたこ焼きが大好きなのだが、夫婦揃って明石焼きを食べたことがない。いや、あるにはあるんだけど記憶が定かじゃないので、試してみた。

別名"たまご焼き"とも呼ばれる明石焼き。ふわふわ状態のたこ焼きを、出汁につけて食べる。
この出汁が濃い口で、かなり印象に残った。明石焼きの方は、まぁ、悪くないといったところ。なんとなく茶碗蒸しを食べたくなってしまった。

アツアツなので、出汁の中で崩れてしまう
※アツアツなので、出汁の中で崩れてしまう

たこ焼き

明石焼きと交互に食べてしまったせいか、いまいち感動がうすかった。
私たちとしては、「銀だこ」に軍配が上がるかな。

出来としては悪くない
※出来としては悪くない

たこ飯

なにやら焦げた風味がした。
それが蛸によるものか、黒紫米によるものかはわからない。まぁ、つづけて食べると気にならなくなるけどね。このたこ飯も微妙な味わい。もっと美味しくなるような気がするんだけど、物足りない。

蛸って、どんな味だっけ?
※蛸って、どんな味だっけ?

総評としてはイマイチかな。どれも、お祭りの屋台なんかで食べるのはいいんだけど、お店で喰うには物足りない。待たされたこと、昼飯として食べてしまったことも影響している。テイクアウトにすればよかったか。

なんとなく覚えていた明石焼きの記憶が上書き更新された
私はまぁ、ふつう。悪くはないけど、よくもない。

今は茶碗蒸しを食べたいかな。