グアム島の南側 / 島を駆け抜けろ

2006年 グアム #涙に濡れたグアム 海辺
[WGS84] 13.264006, 144.659729 - Google Earthで開く(kml)

もう、そんなに時間は残っていなかった。

昼飯を終えたのが13時30分。
黒侠さんは、最終日はニミッツビーチ(Nimtiz Bearch)で夕焼けを撮ると固く誓っていた。それまでの2時間ちょっとで、私たちはグアム島の南側を駆け抜けることにした。

時間配分が難しい

タムニン(Tamuning)地区を出発。ハガッニャ(Hagatna)のロータリーを抜けて、ジョニャ(Yona)に向かう。ここでパゴ湾展望台(Page Bay Vista Point)を見る予定だったのだが、通り抜けてしまった。

駆け抜けろ
※駆け抜けろ

雨が降っていたこともあるが、時間配分を気にしたせいだ。
距離はわかるけど、道の状態や立ち寄りポイントが不明なので、どこで、どのくらい時間を使ってよいかがわからない。まぁ、結果的にはパスして正解だったんだけど、こういう時間配分は本当に難しい。

南側は開発されてない

雨足が強くなってきた。黒侠さんは後部座席でふて寝している。
車はタロフォフォ(Talofofo)、イナラハン(Inarajan)を抜けた。途中、いくつかのポイントがあったんだけど、ぜんぜん気づかずに通りすぎてしまった。
グアムの南側は、ぜんぜん開発されていない。
なので観光名所なのに駐車場や看板がなかったりするのだ
道は1本だから迷わないけど、私たちは現在位置を見失っていた。

現在地がわからん
※現在地がわからん

昔の村を保護したところみたい ポイント不明
※昔の村を保護したところみたい ポイント不明

イナハラン天然プール(Inarajan Natural Pool)

ようやっと特徴的なところに出た。
ここも、天気がいいとすっごくきれいなポイントみたい。
あいにくの天気だったけど、そんなことは気にせず水遊びする子どもたちが印象的だった。

飛び込み台もある
※飛び込み台もある

雨のせいで水が濁っているが、子どもたちは気にしない
※雨のせいで水が濁っているが、子どもたちは気にしない

妻も気にしない
※妻も気にしない

あれがココス島だ

車はメリッソ(Merizo)に到着した。
波止場の向こうに、かの有名なココス島(Cocos is.)が見えた。さすがに渡っている時間はないが、こういう風に見えるのかと感心した。

あれがココス島だ
※あれがココス島だ!

お? は、晴れるかも!
※お? は、晴れるかも!!

そしてニミッツビーチへ

時計は16時をまわり、ほぼ予定どおりにニミッツビーチに到着した。
黒侠も、むっはーと起きてきた。
そのとたん、土砂降りになった
やむなくジャン・Z'sというバーに入って休憩する。

(もう雨がやんだとしても、夕陽撮影は無理だろう……)

とは思っていても、口には出せない状況だった。

泣き疲れた黒侠さん
※泣き疲れた黒侠さん

雨は小降りになっていた。
私たちは黒侠を置いたまま、ニミッツビーチを歩いてみることにした。

教訓:
日本ほど、標識や名所案内が充実している国はない