江ノ島は観光地だった
2006年 神奈川県 #江ノ島ぶらり酒 島 洞窟・地下 海辺 灯台というわけで、江ノ島にやってきた。
江ノ島は、じつに観光地らしい観光地だった。
歩きながら見たもの、話したことを、家に帰って調べてみたので、それをまとめておく。
関東大震災で地続きになった
江ノ島は、湘南海岸の沖にある小さな陸繋島(りくけいとう)。
古来は引き潮のときだけ砂嘴(さし)ができて渡れていたのだが、関東大震災のときに島全体が隆起して地続きになった。
※地続きになったのは最近なのね
観光地だな~
島の散策ルートには、土産物屋や食事処がずらりと建ち並んでいた。起伏の激しい坂道に、よく建てたもんだ。補修に補修を重ねてきているようだが、だいぶ古色蒼然としている。
土産物屋をのぞいてみたが、どこかで見たことのあるものばかり。浅草と変わらない。観光地だねぇ。
※江ノ島の入り口:青銅の鳥居
※こんな細道によく建てたもんだ
演出過剰な江の島岩屋
酔い覚ましをかねて、江の島岩屋を見てきた。
波の浸食によってできた自然の洞窟(=岩屋)が2つあり、それらをトンネルと桟橋で結んでいる。
そこそこの規模の洞窟なんだけど、光や効果音の演出が強すぎる。もっとシンプルに、あるものを見せてくれればいいのにな。観光地の悪いクセだよ。
※散策コースの終点にある(入場料500円)
※行灯(あんどん)をもらって歩くところもある
打ち寄せる波を砕く岩場
洞窟より岩場の方が見物だった。
こういう名所があると、いい気分転換になるね。
※第一岩屋と第二岩屋を結ぶ桟橋より
※なかなかの壮観
洞窟は通り抜けできないので、ここから来た道を戻ることになる。
同じ階段を登ったり、降りたりするのは、けっこうキツかった。グアムのときと同じで、太陽が出てないのは残念だけど、出ていたら倒れていたかもしれない。
※江ノ島新展望台:今回は登らなかった
※さらば江ノ島よ~♪
観光地ってのはどうして俗っぽくなっちゃうんだろうね。
「ありのままの自然がいい」とまでは言わないが、安っぽい演出は要らないよ。
まぁ、こんな観光地もたまには悪くないけどね。