レンゲショウマ(蓮華升麻)の花

2006年 東京都:都下
[WGS84] 35.789464, 139.152081 - Google Earthで開く(kml)

「これがレンゲショウマの花か」

御岳山のレンゲショウマ群生地は、御岳山駅から歩いて数分の距離にあった。ハイキングの「ハ」の字もはじまらない距離だけど、体力があるうちに鑑賞できたのはうれしかった。
さっそく私は三脚をセットし、撮影しはじめた。

レンゲショウマの花
※レンゲショウマの花

変わったカタチをした花だった。
ひょろっと伸びた茎の先に、白い小さな花がうつむき加減に咲いている。
小さなランプのようなかたちをしている。つぼみの先端が紫に染まっていて、なかなか愛らしい。よくこんな花が存在するものだと感心してしまう。
花は不思議だね。

どことなく気品が感じられる
※どことなく気品が感じられる

レンゲショウマ(蓮華升麻)
  • 日本特産の1属1種の多年草。本州の太平洋側に分布している。
  • 湿り気のある林の中や木陰で見られる。
  • 花の盛りは8月後半。
  • 花言葉は「伝統美」。

……可憐な花だ。
カタクリもそう形容したけど、レンゲショウマは気品が感じられる。清楚なたたずまいだ。

下から見上げたところ
※下から見上げたところ

今年は開花が遅く、私たちが訪れたときで七分咲きだったらしい。
毎年どこに行っても「例年に比べて開花が遅れている」とアナウンスされているような気がするよ。
ざっと鑑賞したあと、私たちはハイキングコースに戻った。
この先、私たちは疲労困憊することになる。

2006年08月20日の行動