郡山金魚資料館の泳ぐ図鑑
2006年 奈良県 #大阪、奈良の旅 博物館 水族館大和郡山城の近くに、金魚の資料館があるという。
カーナビに住所を入れて走るものの、よくわからない。あきらめかけたとき、田んぼの向こうに看板が見えた。あんなところにあるのか。目的地はわかったが、そこに至る道は狭く、側溝もあって、たどり着くのは一苦労だった。
※あれが郡山金魚資料館か
金魚の養殖場だった
資料館といっても金魚の養殖場なので、入場できる施設と知らなければ足を踏み入れなかったと思う。まずは養殖場を見学させてもらう。水槽というか、仕切りの中に大量の金魚がいる。1匹ごとは美しい金魚も、大量に見ると圧倒されるな。養殖面積は3haもある。
※仕切りの中に大量の金魚がいる
※金魚がビチビチ、跳ねまわる
資料館へ
屋内の資料館へ移動する。錦絵や古書が展示されていたが、よくわからない。次の部屋には、たくさんの水槽が並んでいた。ちょっとした水族館だね。きらびやかな金魚が泳いでいる。いくつかの金魚は形状が特殊すぎて、ちょっと怖かった。
※30種の水槽に原種から新種まで展示されている
※きれいな金魚はきれいだ
あとで知ったことだが、郡山の金魚養殖は全国シェアの半分を占めるとか。歴史も古く、1724年(享保9)までさかのぼる。幕末は下級武士の内職として、明治初期は農家の副業として養殖されたんだって。
※こっちを見てるのか、見てないのか……
■郡山金魚資料館(金魚のふる里 やまと錦魚園)
[住所] 奈良県大和郡山市新木町107
[電話] 0743-52-3418
[料金] 無料
[URL] https://www.kingyoen.com/
なかなか珍しいものを見させていただいた。
私たちはこのあと、法隆寺に向かった。