きりん屋 / なんて鮮烈なカレー弁当
2006年 東京都:都心部 カレーイワヲ氏に薦められたきりん屋に行ってきた。
きりん屋とは、麻布十番にあるカレーのテイクアウト専門店。カレー業界では有名な店らしいけど、駅から離れていることもあり、私は今日まで訪れたことがなかった。
はてさて、どんなカレーなのだろう?
※裏通りにある小さな店。きりんの看板が目印。
正直に言うと、あんまり期待していなかった。
ふつのカレー弁当屋だと思っていた……
食べる前からノックアウト
ガラス戸を開けると、強烈なスパイスの臭いにむせた。
これはすごい。目が覚めるような、目が回るような、そんな空間だった。
メニューを見るとカレーが7種類もある。思っていた以上に本格的だな。
本日はチキンドピアザ(900円)を注文した。鶏肉と玉葱のカレーだってさ。
※カレーはビニールパックに入っている
公園のベンチに座って、ルーを開ける。
オレンジ色の油がたっぷり。スパイスの臭いが立ちのぼる。むはー。
世界が変わった!
ひとくち食べると、世界が変わった。
(これはカレーなのか? これがインドカレーの味なのか?)
ものすごく辛い。しかし辛い以上にスパイシーだ。スパイシーさが辛さを上回っている。それにルーが甘い。油が油っぽくない。む、うまく説明できない。
とにかく、今までに食べたことがない味だった!
※辛くて、スパイシーで、甘くて、美味しい!
がぶがぶがぶがぶと、一気に食べてしまった。
食べ終わったあとから、唇と舌がヒリヒリしはじめる。んー、なんと心地よい感覚なのじゃ。インド人が調理するカレー屋には何軒も行ったけど、こんな体験をさせてくれる店はなかった。
これがインドカレーなら、初めて食べたよ♪
◎
いやぁ、うまかったぁ。
麻布に勤めて8年になるけど、今日までこの味を知らなかったことが恨めしい。これから種類を制覇していこうっと。
ごちそうさまぁ~♪