初台の首都高トンネルを歩いてきた

2006年 東京都:新宿副都心 洞窟・地下 社会見学
[WGS84] 35.6824615, 139.688131 - Google Earthで開く(kml)

東京トンネリックスの現場を見に行きませんか?

『社会科見学に行こう!』コミュの主催者・ぴろりさんが、自身の日記上で小規模の見学会を募集していた。私は即座にメッセージを送って、参加を許可してもらった。
いやぁ、東京トンネリックス(の現場)は見てみたかったんだよね。

難しい話はともかく、写真を見てほしい。

社会科見学に行こう
※ふだん、何気なく見ている工事現場(初台発進立坑)

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※その内部に潜入!(防音ハウス内)

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※地底に広がる大空間

ここは首都高になるトンネル

渋滞緩和のため、地下に首都高速道路を通そうとしているわけだ。
地下ならまっすぐ、広い道路を造れるし、渋滞する道路がなくなれば地上の景観や環境も改善できる。開通は平成19年12月の予定。
掘削工事はすでに終わり、外壁舗装をしている段階だった。

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※搬送台車で資材を運んでいる

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※広大な地下トンネルを歩く

東京トンネリックス(TOKYO TUNNELIX)とは

「首都高速中央環状新宿線 地底工事現場目撃計画」と題された一般公開イベント。2005年10月に開催された。この地下空間でファッションショーなども行われた。
しかし定員オーバーで私は参加できなかった(涙)。
https://tokyo-tunnelix.jp/

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※トンネル外壁

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※足下に工事している人が見える

建設会社が主催している

このイベントは、工事を請け負っている大成建設さんが主宰している。
近年、多くの建設会社は広報活動に力を込めている。ともすれば環境破壊、税金の無駄遣いと思われがちなインフラ整備を多くの人に理解してもらうためだ。
『社会科見学に行こう!』コミュは、こうした企業と一般のあいだを結んでいるというわけだ。

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※工法が異なる箇所もある

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※いい経験をしたなぁ

このあと、私たちは大成建設さんの説明会に参加した。
このインフラ整備の意味や効果、経費節減の工夫など、おもしろい話を聞くことができた。なるほどねぇ。
こういう話を知っていると、世界がちがって見えてくるよ。

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※いつの日か、ここをクルマで駆け抜けるだろう

関連:地下空間を歩く