マリアージュ・フレール / 優雅なティータイムを
2007年 東京都:都心部 世界の味 国:フランス 紅茶・コーヒー銀座を歩き疲れたので、お茶を楽しむことにした。
フランス共和国
昨年から中国茶ばかり飲んでいるが、本日はフランス式の紅茶である。
『マリアージュ・フレール(MARIAGES FRERES)』という店で、フランスに紅茶を伝えたマリアージュ家の流れを組んでいるとかいないとか。
詳しいことは知らないが、とにかく紅茶を楽しもう。
※なかなか風格ある店構え
1階では茶葉や茶器を販売し、2階と3階は喫茶店になっていた。
店内も歴史を感じさせる造りで、『ハリー・ポッター』に出てきそうな雰囲気だった。あれは英国だけど。
ダージリン:ファーストフラッシュ(1,500円)
中国茶もそうだが、紅茶の種類が多い。
アールグレイ1つとっても、何種類も派生型がある。
よくわからないので、店員さんがすすめる今日の紅茶にした。摘み始めの葉を「ファーストフラッシュ」と呼ぶらしい。なんとなくかっこいい響きだ。
※色も風味もうすーいファーストフラッシュ
おほー、ほのかな味わいだ。
紅茶がバスで、烏龍茶がトラックだとしたら、これは車のシャーシみたいなもの。どっちにもなれるし、どっちでもない感じ。
こういう風味はきらいじゃない。
アールグレイ:フレンチブルー(900円)
嫁はアールグレイの亜種を注文した。
この銘柄を選んだことに深い意味はないらしい。一口もらうと、じつに紅茶らしい味と香り。先のたとえを使うなら、英国式の赤い2階建てバスが見えたよ。あ、ここはフランス式だった。どうしても紅茶というと英国をイメージしてしまうな。
※アールグレイ・フレンチブルーとの比較
私はケーキ(1,000円)も注文した。
店員のすすめるまま、ワゴンからパッションフルーツのムースケーキを選択した。食べてみると、柑橘系の酸味が強烈。紅茶の風味をぶちこわすような、これはこれで合っているような......。
嫁の評価は厳しかったが、私はまぁ、楽しめた。
感想
自分で煎じる中国茶に比べると、紅茶は手間がかからないね。ポットから紅茶をカップに注ぐだけ。らくといえばらくだが、ちょっと手持ちぶさたかな。
※ポット保温の仕掛け
ここのポットは鉄製のウォーマーに入っていて、表面に自分の顔が写っていた。新品で傷がなければ、もっときれいに写り込むだろう。
※ポットに写った私
紅茶もなかなか楽しめた。
こうなると、どっかで本格的な日本茶を試してみたくなった。
私のお茶遍歴はまだ始まったばかりだ。