かつくら新宿高島屋 / 桃園豚のとんかつを食す
2007年 東京都:新宿副都心 とんかつ「桃園豚がうまいんだよ」とN氏に勧められた。
桃園豚は中国原種豚を品種改良した銘柄豚。
N氏は桃園豚に惚れ込んで、頒布会で定期購入しているんだって。なんと贅沢な……。興味がなかった私だが、何度も繰り返し勧められるので、ちょっと食べてみたくなった。
※名代とんかつ「かつくら」
新宿高島屋にある「かつくら」という店は、桃園豚のとんかつを食べさせてくれるという。話を聞いたのは去年だが、ようやく行く機会を得た。
席に着くと私たちは、桃園豚ロースとヒレのとんかつ膳を注文した。
※ごまを摺りつつ、とんかつを待つ
桃園豚ロースかつ膳(120g)
ロースかつをがぶり。
なるほど評判どおりの味わいだ。絹のように柔らかいが、くにゃくにゃではない。しっかり噛みごたえがあるが、繊維質ではない。そしてジューシー。桃園豚はたぶん、包丁で切るのが気持ちいい肉だと思う。
揚がり具合もよくて、ぜんぜん重くない。うまうま♪
※ひと味ちがう
桃園豚ヒレかつ膳(120g)
ヒレも味見してみる。
脂身が少ないので、肉質の違いがよくわかる。私はあまりヒレカツは好きじゃないのだが、これはうまかった。
※肉の噛み心地を楽しめる
京野菜巻きと根菜コロッケ
追加で揚げ物を2つ注文した。
根菜コロッケはふつうだったが、京野菜巻きはおもしろかった。蓮根とインゲン、ニンジンを豚肉で巻いて揚げてある。これは家でも作れるかも。
※京野菜巻きがおもしろかった
それから、ごはんや漬け物もうまかった。
みそ汁(豚汁)はちょっと変わっていて、芥子入り。好きとは言えないが、印象に残る味だった。
◎
私はつねづね、とんかつは下品な方がうまいと思ってきた。
上品なとんかつは、どこか味わいが足りないものだった。
しかし桃園豚のとんかつは、上品でありながらうまかった。
※いい経験ができました
ごちそうさまぁ♪