麻布麺房どらいち / 麻布名物アサリそば
2007年 東京都:都心部 ラーメン今日も今日とて昼飯探し。
古川橋の方に歩いて、「麻布麺房どらいち」というラーメン屋の前で足が止まった。看板やのぼりに『麻布名物アサリそば』とある。国産アサリを使用したラーメンで、1日30食限定だとか。
※麻布名物らしい
……時刻は12時半。
店の人に聞いたらまだ残っているというので、本日の昼飯はアサリそばに決めた。
◎
──店に入ってから気がついた。
この店はずっと以前に来たことがあるな。あのときは看板メニューの「優麺」を注文したっけ。炙りチャーシューがうまかった。それから麺が特徴的だったな。コシがあって、「麺を食べてる」って感じがしたのを覚えてる。
※アサリそば:右上は殻入れ
ほどなくアサリそばが出てきた。
なるほど、貝殻付きアサリがごろごろ入ったラーメンだ。
私はせっせと食べはじめた。
うーん、アサリが入ってる。それ以上でも、それ以下でもない。
やっぱり貝殻があると食べにくい。みそ汁なら気にならないが、ラーメンだと食べるリズムが狂う。和風スープもいまいち。アサリの味はするんだけど、ボンゴレみたいな個性はない。
これで1,000円は微妙かなぁ。
※貝殻がたくさん
優れたるは、このメニューを「麻布名物」と称したことだ。なぜ麻布でアサリなのかわからないけど、名物で数量限定と聞けばつい足を止めてしまう。
昼飯ってのは、客と店の謀略合戦なのだ。
◎
さておき、ほかの客が食べていた担々麺がうまそうに見えた。
次は担々麺を食べてみるかな。