和光市役所 / 砕けた印鑑登録カード
2007年 埼玉県 建物:公共施設 社会見学印鑑証明を取りに市役所に行ったら、印鑑証明カードが砕けてしまった。
踏んだり、折ったりしたのではなく、役所の人にカードを渡したところで、ぽろりと欠けてしまった。じつは、印鑑証明カードは自然に優しい生分解性プラスチックで作られている。だから非常に脆いのだ。
※砕けた印鑑登録カード
戸惑っていると、役所の人が「交換しましょう」と言ってきた。聞くところによると、カードの強度不足で砕けてしまう人が多いので、新しい(強度をあげた)カードに交換しているらしい。
新しい印鑑証明カードはその場で発行された。
しかし……これでいいのだろうか?
※和光市役所にて
生分解性プラスチックは、微生物によって分解される性質を持っている。包装素材やBB弾といった使い捨て用品ならわかるが、なんで長期間保管する印鑑証明カードに採用したんだろう? 最終的に水と二酸化炭素に完全に分解されちゃうから、タンスの引き出しから消えてしまうこともあり得る。
しかも生分解性プラスチックは通常のプラスチックより高価だ。なのに強度不足で再発行って、どんだけ手間かけてるんだよ!
※Fitのパトカーだ
数年で取り替える免許証やクレジットカードでさえ、生分解性プラスチックは使われてないのに。これが役人の考えるエコなのか?
どうかしてるぜ。
■和光市役所
[住所] 埼玉県和光市広沢1番5号
[電話] 048-464-1111
[URL] https://www.city.wako.saitama.jp/