ハイビジョン沖縄美ら海水族館 / 本物に勝てるか
2007年 東京都:都心部 建物:ショールーム 映画館 水族館ハイビジョン沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館を見てきた。
ソニービルを訪れるのは2度目なので、ゆったりイベントを見ることができた。いやはや暑かった。
まずはSony Aquariumを
数寄屋橋交差点に面したところに、大きな水槽が設置されていた。
ぜんぜん知らなかったけど、ソニーは毎年、沖縄から熱帯魚を運んできているんだね。「ハイビジョン沖縄美ら海水族館」は、その40回記念イベントだった。
※水槽前の人だかり
※ゆらゆらと泳ぐ熱帯魚たち
※裏にまわると、水槽をのぞき込む人たちも見える
なかなか涼しげな...と言いたいところだが、暑くてボーッとしていた。熱帯魚といえども、この環境はつらかろう。
館内も美ら海
ソニーのショールームを1階から順に見ていく。
どのフロアも「沖縄美ら海水族館」の映像やイメージをふんだんに使っていた。ようやく涼しくなってきた。ふぅ~。
※館内の映像は「美ら海」一色に
ハイビジョン沖縄美ら海水族館
そして8階に到着。内部は撮影禁止だった。
※こんな感じの映像が上映されていた
200インチスクリーンは巨大で、映し出された映像は美しかった。
しかし、なんだか腑に落ちない。
「沖縄美ら海水族館」の客席から撮影された映像なので、現地に行けば見られるんだよね。水槽越しにジンベイザメを見ている人たちを、ハイビジョン越しに見てなんて......変な感じ。
私たちは大阪の「海遊館」でジンベイザメを見ているので、あんまり興奮できなかった。
◎
──映像を見るとき、人はその枠を意識しなくなる。
小さな携帯画面でも、大きな映画館の銀幕でも、脳に届く情報は等価だ。その意味では、これは200インチの大スクリーンを意識させるイベントではなかった。たとえば同じサイズの鏡があれば、スクリーンを意識したかもしれないね。
※8階からのながめ
ただ、「沖縄美ら海水族館」のCMとしては、成功していると思う。