鶴ヶ城（若松城） / 会津若松のシンボル

福島県立博物園から鶴ヶ城まで、歩いて数分の距離にある。

道すがら紅葉を眺めつつ、城の敷地に足を踏み入れる。ほどなく鶴ヶ城が見えてきた。入場料は400円。御薬園のセット割引があったけど、どんなところか知らないので見送った。

※廊下橋を越えて

※これが会津若松鶴ヶ城か

規律正しい会津藩の城

展示品を見ていると、会津藩の藩士がいかに規律正しかったかがわかる。もちろん美化された点もあるだろうが、先進的な藩だったんだなぁと感心する。

※再現された塩蔵

会津藩の視点で描かれる歴史

会津藩は幕末、官軍に最後まで抵抗し、白虎隊に代表される数多くの悲劇を生む。歴史の教科書では「時代を見誤った」会津藩だが、城内の歴史年表では「賊軍相手に奮戦した」ことになっている。大政奉還も賊軍によるクーデターだってさ。なるほど会津藩から見たらそうなるよな。靖国神社の遊就館を思い出す。異なる視点で歴史を見るのはおもしろい。
あいにく城内は撮影禁止なので、展示品はお見せできない。

※天守閣まで登ってきた

※天守閣からの眺め

県立博物館になかったものがある

鶴ヶ城には、主観的・感情的な歴史がある。客観的・理性的な歴史を収蔵する県立博物館は補完関係にあるようだ。両方見てよかったと思った。
コースの最後に、白虎隊の肖像画が展示されていた。若いというより、幼い。彼らの散った飯盛山にも行ってみたくなった。

※あれが白虎隊が自決した飯盛山

城址公園を散策

本丸を抜けて、城址公園を散策する。

※帯郭と本丸を隔てる鉄門（くろがねもん）

※足の裏に木の冷たさを感じつつ

※笠間稲荷神社を参拝

※記念撮影

■鶴ヶ城（若松城）
[築城] 安土桃山
[再建] 1965年(昭和40年)
[住所] 福島県会津若松市追手町1-1
[電話] 0242-27-4005
[URL] https://www.tsurugajo.com/