例の場所でX(エックス)ちゃんこ
2007年 千葉県 日常 鍋もの「例の場所でちゃんこパーティーをやるんだけど、どう?」
今ひとつ要領を得ないメッセージに誘われて、私は千葉行きの電車に乗った。場所も、参加者も、開催内容も明らかではないが、なんとなく想像はつく。行くしかなかった。
差出人は、20代前半に知り合った友人。実を言えば、私は彼の本名も職業も知らない。彼のみならず、「例の場所」に集まる十数人ほぼ全員が素性不明だった。考えてみると、変わった集団だよな。
※買った人が責任もって食べるんだぞ
マリンピア地下で合流。ちょうど買い出しをしているところだった。そこにいたのは「やっぱり」と思う人と、「まさか」と思う人だった。これが、今夜の参加者か。
「最近、どう?」といった挨拶もなく、「どのくらい喰える?」という事務的な質問からスタート。まぁ、わかっていたけどね。
※そ、そんなに昆布を入れるの?
「例の場所」に食材を持ち込む。大きな土鍋が2つも用意されていた。すげぇ。片方は鶏ガラスープで鶏肉を、もう片方は昆布でダシをとって海鮮を放り込む。「ちゃんこ」を食べると聞いていたが、鍋を見るとソーセージ、ベーコン、蟹、はんぺんが入ってる。それを味ぽんで食べるそうだ。
こ、これって......「ちゃんこ」......?
※準備できた
※火がつかない? ついてる?
※誰も酒を飲まない
かなーり不安だったけど、鍋はおいしく食べられた。
ベーコンは脂が抜けてハムになったり、蟹は食べる身が少なかったり、厚く切ったエリンギは匂いが強かったり、最後に入れたラーメンが超・塩味だったりしたけど、満足じゃ♪
※やっぱりエックスは熱い
で、食後は対戦。発売から14年も経つのに楽しめるなぁ。
◎
徹夜を覚悟していたが、夜半に解散。まぁ、20代ほど向こう見ずには騒げないか。さすがに光が丘に帰るのは無理なので、実家に泊まった。むにゃむにゃ。
昔の友だちに久しぶりに会えて楽しかった。そして、嬉しかった。
また、遊びたいな。