築地本願寺 / 古代インド様式のお寺
2008年 東京都:都心部 ヘリテージング100選 建物:社寺・史跡せっかく築地まで来たので、築地本願寺を見ていこう。
神社仏閣に興味がない黒侠も建物を見て驚いていた。円形の屋根、独特の形をした窓はインドやペルシャを連想させる。とても寺には見えない。
※古代インド様式(天竺洋式)の伽藍
珍しいものがいっぱい
正面階段には狛犬ではなく、前足を立てた有翼の獅子が配置されていた。スフィンクスかな? 本堂内には白いゾウやハト、ウシの彫刻がある。ますます寺には見えない。
※白いゾウの像
※寺の窓だとわかる人はいないだろう
※ステンドグラスもある
洋館の中に寺がある
本堂の壁や天井は異国情緒あふれるが、正面だけは桃山様式だった。石造りの洋館にお寺が入っている感じ。本堂の完成は1934年(昭和9年)だが、当時はどれほど人々を驚かせたんだろうな。
※本堂の様子
※中庭を見下ろす窓
いやはや変わった寺だねぇ。
蔵造りの安勝寺もそうだが、日本には異形の寺がけっこうあるのかもしれないな。
このあと私たちは、墨田川の橋めぐりをした。
■築地本願寺(浄土真宗本願寺派 本願寺築地別院)
[住所] 東京都中央区築地三丁目15番1号
[歴史] 1617年(元和3)創建
[URL] https://www.tsukijihongwanji.jp/