銀座たちばな / 関東圏のかりんとう
2008年 東京都:都心部 スイーツ 和菓子「高級かりんとうを食べたい」と嫁が言い出した。
よくわからんが、どこぞのブログで紹介されていた高級かりんとうが気になっているそうだ。まぁ、帰省のお土産にもなるので、買ってみることにした。目指すは銀座「たちばな」である。
※夕暮れの銀座
看板もなく、ひっそりと
場所がよくわからない。銀座はちょくちょく来てるけど、大通りを外れるとさっぱりだ。ほどなく店を発見したが、看板はないし、ショーウィンドウも小さい。こりゃ、知らない人は見つけられないね。
店内は狭く、受け渡しの台があるだけ。欲しいものを言えば、奥から品を取ってくる仕組み。和菓子屋と言うより、問屋のようだ。
※銀座たちばな
一品勝負
かりんとうの味は一種類。太くて短い「ころ」と、細くて長い「さえだ」がある。両方試してみたかったので、角缶詰の詰め合わせ(1,400円)を購入する。むぅ、高いのぉ。
そのまま千葉の実家に帰り、袋を開ける。きれいなキツネ色のかりんとうだ。黒いかりんとうじゃなかったのか。
※「ころ」と「さえだ」
食べてみると、あっさりとした甘み。もっと甘いものを想像していたので、やや拍子抜け。堅さはあるが、さっくり食べられる。お茶によく合う、上品な味わいだ。
私は太い「ころ」が好き。ただ、もっと甘くしてもいいと思う。
嫁は細い「さえだ」が好み。
食べる前に持っていたイメージに引っ張られているかもしれない。
■たちばな
[住所] 東京都中央区銀座8-7-19
かりんとう(花林糖、かりん糖)
Wikipediaによると、関東のかりんとうは生地を長めに発酵させるため、柔らかく、軽い食感で、からめる蜜に白砂糖を使うことがある。上級階級のお菓子として広まった。
一方、関西のかりんとうは堅い食感を身上とし、駄菓子として発達した。
つまり私のよく知るかりんとうは関西風だったわけだ。なるほどねぇ。そういえば、桜もちにも関東風、関西風があったね。
また1つ、勉強になりました。