稲毛海浜公園 / 早朝散歩

2008年 千葉県 公園 海辺
[WGS84] 35.617917, 140.060502 - Google Earthで開く(kml)

実家に泊まった翌朝、嫁と2人で稲毛海浜公園を散歩した。

私の実家は稲毛の浜に隣接した区画にある。海まで歩いて数分の距離だ。24歳までここに住んでいたが、朝7時に海辺を散歩するなんて経験したことがない。嫁にとっても、そして私にとっての馴染みのない、早朝散歩となった。

早朝の稲毛海浜公園を歩く
※草野水路の水門:昔は赤くて、もっと小さかった

埋め立て地に住んで

このあたりは1950年代まで浅瀬の海で、貝や海苔の養殖が行われていた。1960年代から「海浜ニュータウン」埋め立て事業がはじまり、高洲、高浜、真砂、磯辺、幕張西、打瀬(うたせ)といった町が作られた。私の家族が引っ越してきたのは1981年(昭和56)だった。
引っ越してきた当初は京葉線も幕張メッセもなく、草ぼうぼうの空き地が多かったが、どんどん開発されていった。数年ぶりに実家に帰ると、その変貌ぶりに驚いたもんだ。

早朝の稲毛海浜公園を歩く
※海浜公園を歩く

稲毛の浜もきれいになった

人工海浜「いなげの浜」は全長1.2km。千葉市内では唯一の海水浴場になる。
子どもの頃は、汚い海で泳ぐヤツの気が知れなかったが、水質はだいぶ改善している。まぁ、わーいと飛び込みたいとは思わないが、昔に比べれば大きな変化だ。

早朝の稲毛海浜公園を歩く
※ゴミはある

早朝の稲毛海浜公園を歩く
※浜辺に打ち寄せられた貝殻

自然が自然になった

昔は人工的に感じた園内施設も、長い時間を経て本物の自然になってきた。ただ樹木が多いだけでなく、蔦や苔が生い茂っている。

早朝の稲毛海浜公園を歩く
※歩くのが楽しくなってきた

早朝の稲毛海浜公園を歩く
※野鳥もいる

早朝の稲毛海浜公園を歩く
※飛行機を飛ばす人たち

通行人を誘惑する野良猫

歩いていると、路上に猫が寝そべっていた。こちらに気がつくと、逃げたり、警戒することなく、てくてく近づいてきて、足に絡みついてきた。ナゴーと喉を鳴らして、艶然とよこたわる。ビスケットを持っていたら、迷わず渡していただろう。
野良猫なのに、人に慣れまくっちょる。

早朝の稲毛海浜公園を歩く
※まぶしいのぉ

■稲毛海浜公園 (Inage Kaihin Kouen Park)
[住所] 千葉県千葉市美浜区高浜7
[電話] 043-279-8440
[面積] 83.3ha


早朝の稲毛海浜公園を歩く
※記念撮影

1時間ほど散歩して、家に帰る。
今日は墓参りだった。