日比谷パティオ Crimio Candy Rink / 氷を使わないスケートリンク
2008年 東京都:都心部 スポーツ 建物:新名所「スケートをやりたい」と嫁が言い出した。
結婚する前も後も、嫁とスケートをしたことはない。まぁ、絶対イヤだと拒否する理由もないので、やってみることに。
日比谷に、氷のないスケートリンクがあるというので、そこへ行ってみた。
日比谷パティオ Crimio Candy Rink
「日比谷パティオ」とは、三信ビル跡地にできた多目的広場。コンテナを利用したアートギャラリーや売店、ネオ屋台村が出店している。
ここにあった三信ビルは、古い建物好きには有名なビルだったが、老朽化のため、2007年に取り壊されてしまった。なくなる前に写真を撮っておけばよかったな。
まぁ、この広場も数年でなくなってしまうんだろうけど。
※日比谷パティオ
パティオの端っこに、白い広場があった。
これがスケートリンクであろう。サイズは20m×25mだが、ほぼ正方形に見える。なんだか奇妙な感じ。リンクの名前にもなっているクリミオキャンディ(Crimio Candy)は、ロッテの新商品だな。入場すると、お土産にもらった。
ほんじゃ、靴を借りて滑ってみるか。
※クリミオキャンディリンク
足が痛い!!!
スケート靴を履くと、めっちゃ足が痛かった。立つまでもなく、履いているだけでも、ぎりぎり痛む。私の足は横幅が広いので、靴が合わないのか。
結局、3足試してみたが、どれも痛かった。痛くて、滑りを楽しめない。
ゆるいと、くにゃくにゃして足首をひねるし、かといって締めると痛い。
これほど苦痛を伴うスポーツとは思わなかった。
※スケート靴が合わない
※痛いよ~
XTRAICEの感触
スケート靴で氷上に立つと、体重によって刃先に圧力がかかる。その圧力によって氷の融点が下がり、わずかに溶けた水の層によって滑りやすくなる。
これがスケートの原理である。
※表面が削れる
しかしこのリンクに氷はない。特殊なプラスティックのパネルが組み合わされており、表面にワックスが塗ってある。エッジを立てると、わずかに表面が削れる。ちがうと言えばちがうが、氷に近いと言えば近い。
まぁ、私は氷のリンクで滑った経験が1度しかないので、とやかく言うほど違和感はなかった。
それにしても痛い
痛みを我慢すれば、シャッ、シャッと短距離は滑れる。そのあとはスピードが抑制できず、バランスを崩すが、転ぶほどではない。
しかし今は早く靴を脱ぎたい。滑りたいと思えない。
※広場にリンクがある
■日比谷パティオ
[所在地]東京都千代田区有楽町1丁目4番1号(旧三信ビルディング跡地)
[開園時間] 9:30~21:00
[URL] https://www.hibiya-patio.jp/
1時間後、解放される。
嫁は楽しんだらしく、「またやろう!」と鼻息が荒い。
嫁だって滑れないのに、痛くないから楽しめるんだな。
氷のないスケートリンクより、痛みのないスケート靴が欲しいよ。