城ヶ島(2) 海岸線を歩く
2008年 神奈川県 #三崎港ドライブ 島 戦跡・軍事施設 洞窟・地下 海辺だいぶ明るくなったので、城ヶ島を散策する。
県立城ケ島公園の展望台に登ると、三浦半島と城ヶ島、そして太平洋が一望できた。
空にはトンビが、道はネコがいる。
※三浦半島南端を眺望する
城ヶ島から見る三浦半島は壮観だった。まるで『ICO』に出てきた霧の城みたい。2つの風車(宮川公園)と、遠くに剱埼灯台が見えた。午後はあそこへ行こう。
※黒猫がついてくる
ウミウ展望台
城ヶ島南側の岸壁には、約千羽におよぶウミウの営巣地がある。展望台からのぞいてみたが、よく見えない。もっと明るくならないと駄目だな。
※ウミウ展望台からの眺め(HDR画像)
城ヶ島の掩体・塹壕跡
ウミウ展望台を少し進んだところで、崖下に降りる細道を見つけた。馬の背の洞門かと思って降りていくと、壁面に穴が空いていた。
前に立つと、奥から風が吹いてくる。どこかに通じているのか?
中に入ってみようかと思ったが、やめておいた。私は観光客であって、冒険家ではないのだから。
※岸壁の穴
※どこかに通じているようだが...
あとで知ったことだが、これは旧日本軍の洞窟陣地らしい。
奥に階段があって、その先で崩落しているが、昔は島の中腹に抜けられたと言う。このほか、島内には観測所や砲塔跡もあるらしい。
猿島や観音崎、富津と同じように、城ヶ島にも軍事施設があったんだな。
※細道をもどってきた
馬の背の洞門
遊歩道にもどって先に進むと、馬の背の洞門に出た。ここも城ヶ島の観光名所だね。海蝕洞穴で、地元では「めぐりの洞門」「眼鏡の洞門」とも呼ばれている。崩落の危険があるため、下をくぐらないように注意文があった。
※逆光で撮影
※向こう側に船が見える
砂浜を歩く
ここで道が途切れているが、砂浜をずーっと歩いていけば、城ヶ島灯台に抜けられるのだろうか? 道をまちがってばかりだが、歩いてみることにした。
写真で見ると大したことないが、けっこう距離がある。
※砂浜を歩く
歩いていると、暑くなったので上着を脱ぐ。早朝は寒かったのに、日が昇ると一気に温かくなった。寒さ対策は万全だったけど、変化には弱かった。あぢぃ。
※途中から岩場になった
岩場を抜けると、白い灯台が見えた。よかった。抜けられるらしい。
こうして、私たちは城ヶ島灯台に到着した。