イオンレイクタウン探訪
2009年 埼玉県 建物:ショッピングセンター私はちょくちょくショッピングモールを見物している。
と言うわけで、2008年(平成20年)10月にオープンした「イオンレイクタウン」に行ってきた。電車で行くつもりだったが、乗り換えが面倒なので、車で行ってしまった。
新しい建物すぎて、カーナビの地図に入ってないよ。5キロほど前からキョロキョロ周囲を見ていると、荒野の中に建物が見えてきた。
日本最大のショッピングセンター
日本最大のショッピングセンターで、敷地面積は26haにおよぶ。
私たちが立ち寄った中では最大のジョイフル本田・千葉ニュータウン店(14ha)の倍近い。
※565もの専門店が集まっている
KAZEとMORI、2つのモール
イオンレイクタウンは、「KAZE(風)」と「MORI(森)」と名付けられた2つのモールで構成されている。ざっと見てまわったが、専門店の個性分けはないみたい。たとえば、食料品はMORIだけ、本屋はKAZEだけと言うようなことはなく、どちらか片方でほとんどの用が足りる。
あまりにも広いので、モールごとに住所が異なっている。
※やっぱり広いねぇ
■イオンレイクタウン (AEON LakeTown)
[所在地] 埼玉県越谷市東町四丁目21番1号(kaze棟)
[所在地] 埼玉県越谷市東町二丁目8番地(mori棟)
[敷地面積] 26ha(全体)、8ha(kazeエリア)、17(moriエリア)
[開業日] 2008年10月2日
[URL] https://www.aeon-laketown.jp/
買い物はしないけど
私はちょくちょくショッピングモールを見物するが、買い物はしない。なので「有名ブランドが集結~」といった文句に関心はない。ただ、冷やかし歩くだけ。
自分でいうのもアレだが、なにしに来てるんだろう?
※MORIの水の広場
※車も売っている
ショッピングセンターが街を作る
イオンレイクタウンは、「越谷レイクタウン地区」の商業拠点として誕生した。計画人口約22,400人、施行面積225.6haの、大規模な開発地帯である。
しかし屋上や窓から周囲を見たけど、まだなにもない。今まさに造成中だ。
ららぽーと柏の葉も荒野にぽつんと立っていたが、こちらは住宅地さえ見えない。
※MORIとKAZEをつなぐセンターブリッジ
※なんにもない
まず鉄道を通して、次いで巨大ショッピングセンターを造り、住民を集める。しかし失敗のリスクは高い。先に住民を集めればいいのにと思うけど、ショッピングセンターがなければ住民は集まらないか。
街作りの難しさを垣間見たような気がする。
※大相模調節池:これが"レイク"というわけか
※屋上から見えた越谷市第一工場ごみ処理施設:展望台に行けばよかったな
エコ・ストアを目指す
イオンレイクタウンは同規模のショッピングセンターに比べ、二酸化炭素の排出量を20%削減する。そのためのソーラーシステムや、館内の緑化などの工夫が施されている。オープンしたばかりなので、壁面緑化タイルにもまだコケが生えていないが、夏になるころは涼しさを実感できるかもしれない。
あとデザインセンスがよくて、そこかしこに置いてある黄色い鳥のマスコットがかわいかった。
※ビオトープ?
※マスコットの黄色い鳥がかわいい
※タッチパネルの地図
MORIとKAZEをぐるぐる歩いて、晩飯の食材を買って、駐車場にもどってくる。到着から3時間が経過していた。しかし5時間まで駐車無料。たっぷり滞在できる。
ここも10年後にまた訪れてみたいところだ。