寡黙なヤツと飲んだ
2009年 東京都:南部 酒寡黙なヤツと飲んできた。
訪れたのは「コスタ・ラティーナ」という南米料理の店。どの駅からも距離があるのだが、この日は駒場東大前から歩いた。南米料理なんて久しぶりだ。ここも現地の人が切り盛りしている。アカラジェ・トロピカーナを思い出す。
※コスタ・ラティーナ
南米料理"らしさ"とは?
ひとくちに「南米」と言っても、かなり広い。アルゼンチン、ウルグアイ、エクアドル、ガイアナ、コロンビア、スリナム、チリ、パラグアイ、ブラジル、ペルー、ベネズエラ、ボリビアといった国があるけど、「南米料理らしさ」ってあるんだろうか? まぁ、料理の傾向がわかるほど詳しくないが、アジア料理と言って日本食と中華が出てくるような不統一感はなかった。
- ピクルス ... 自家製らしい味わい。
- エンパナーダ ... アルゼンチン名物のパイ。生地がいいね。
- ミラネサ ... アルゼンチンのビーフカツ。うまい。
- アヒ・デ・ガジーナ ... 黄色い唐辛子のクリーム煮。辛い。
- フリホレス ... 豆の煮込みコロンビア風。薄味。
- メキシカンピザ ... ハラペーニョ・サボテン入り。チーズたっぷり。
※いろいろ食べた
寡黙なヤツとの会話
誘ってくれた寡黙な彼は、あまり多くを語らない。話題は振ってくれるのだが、私が返すと、そこで終わってしまう。会話のキャッチボールにならないのだ。なので、せっせとネタを振るのだが、やがて壁に向かって卓球しているような気分になる。
「私と飲んで、楽しいか?」
「楽しいですよ」
そう言われても、実感がわかない。
お酒が進むと、口数がさらに減るので困惑する。火曜日とは大違いだ。
※メキシコのビール:ネグラモデーロ(Negra modelo)
(本当は楽しくないんじゃないかな?)
と思うのだが、1年おきくらいに誘っていただける。よくわからない。しかし私自身、べつに不愉快に思うことはない。よくわからないけど。
またしばらくして、気が向いたら声をかけてくれ。