焼肉・名門 / 驚異のスーパーホルモン
2009年 東京都:新宿副都心 和食 牛肉不定期開催のオトナ飲み会。今回は曙橋の『焼肉・名門』に行ってみた。
大の焼き肉好きであるL氏のご推薦。焼き肉ファンには有名な店らしい。私はあまり焼き肉文化をもってないので、こうした店を教えてもらえるのはありがたい。いつもはN氏、L氏、私の3者交代でおごりっこしてきたが、今回は金額が大きいので割り勘に。ちょうどいいので、嫁も呼ぶことにした。
※焼肉・名門:曙橋から歩いて5分くらいの距離にある
焼き肉文化、勉強中
私にとって焼き肉は、上司の飲みに引きずり回され、もう帰れなくなった午前2時くらいに立ち寄るところだった。特殊な状況で食べるから、私は焼き肉の楽しみ方を知らない。どういう店では、どの部位を、どのくらい、どの順序で食べればいいのか?
まぁ、正解なんてないんだろうけどね。
※写真を撮っても、部位と味がまだ合致しない
肉の部位は多様で、なかなか覚えられない。
「柔らかくておいしい!」と感動したのは、ハラミだっけ、赤バラカルビだったっけ? レバーっぽい風味はギャラ(赤セン)で、こりこりした食感はハツ(心臓)? 新宿・宝来家のモツ串神経衰弱のころから同じことを繰り返しているが、うまかった。
※とめどない、よもやま話
いつものように食べ物の話題で盛り上がる
どのくらい家で食べるか? 料理をどのくらい手伝うか? 嫁が作った料理に文句(意見)を言うか? なにも言わないことは建設的か?
まぁ、正解なんてないんだけどね。
これがスーパーホルモン
最後にL氏のイチオシ・スーパーホルモンが運ばれてきた。
これは牛の小腸で、長さが1mもある。ホルモンは何度も食べているけど、こうしてみると壮観だ。食べ物ではなく、生き物の内臓って感じがする。
※スーパーホルモン:牛の小腸1m分
※でろーん
(こんなの、どう焼けばいいんだ?)
と思っていたら、店員さんがテキパキ焼いてくれた。トングを使って、鉄板の上で小腸をぐりぐり回し、入念に焼いていく。ハサミで切れ目を入れたり、火を止めて細かくしたり、かなりの手間だ。
※まわしながら焼き、切れ目を入れて焼き、細かく切ってさらに焼く
席に座った当初、私は炭火焼きでないことに疑問を持っていた。「高級焼き肉=炭火焼き」と思っていたからだ。しかしスーパーホルモンを焼くところ見て、これは火力の調整や強力な煙吸引装置があればこそのメニューだと納得する。
これが小腸の味
10分ほどで、焼き上がる。
最初は大きく、グロテスクだった内臓も、水分が飛び、脂が落ちて、おいしそうなホルモンに仕上がりました。食べてみると柔らかく、甘い。おいしい。牛の小腸が、なんでこんなにおいしいんだ? 不思議だなぁ。
※上手に焼けました~!
お会計は4人で25,305円。「1人1万円オーバー」とL氏に予告されていたので、お値打ちな感じがする。
■焼肉 名門
[住所] 東京都新宿区舟町11 松川ビル 1F
[電話] 03-3357-7748
[時間] 17:00~翌5:00
[URL] https://www.y-meimon.com/
話していてショックだったのは、N氏が3つ以上前の店を覚えてなかったこと。
「食べたジャン!」「食べたっけ?」
の問答は、うちの嫁と同じ健忘症の兆候だ。前回の桜鍋、前々回の博多もつ鍋も日記を書いてないが、ちゃんと記録しておいた方がいいかもしれない。