世田谷代官屋敷&郷土資料館
2009年 東京都:南部 博物館 郷土資料館世田谷線つまみぐいウォーキングの地図に、「代官屋敷郷土資料館」という記載があった。
なんだろうと思って立ち寄ったら、江戸時代の代官屋敷が保存・展示されていた。隣接して郷土資料館もある。つまり「代官屋敷&郷土資料館」というわけだ。
入場無料なので、のぞいていくことにした。けっこう充実した見学スポットだった。
世田谷代官屋敷(大場代官屋敷)
世田谷代官屋敷は、彦根藩世田谷領20ヵ村の代官を世襲した大場家の役宅。大名領の代官屋敷としては、都内唯一の存在である。郷土資料館は代官屋敷の敷地内に建てられたものらしい。現存するのは表門と住宅の2棟。当時の屋敷を完全再現したら、どのくらいの広さ、豪華さになるんだろう。
※大場家住宅(通常→HDR)
ひんやりする建物内部
真夏の古民家見学と言えば、浦和くらしの博物館民家園を思い出す。古い建物は、内部に入るとひんやり涼しい。分厚い茅葺き屋根が日光を遮り、土の冷たさを感じるようだ。
※ひんやり涼しい(HDR):といっても長居するほど快適ではない
※軒先(HDR)
※屋内にはあがれない(通常 -2eV)
※大きなザクロがなっていた(通常)
※白州:砂じゃなくて小石が敷き詰められている(通常)
世田谷区立郷土資料館
つづいて郷土資料館へ。こちらも入場無料。
「図書館に毛が生えたもの」と思っていたが、さまざまな資料や模型で世田谷の歴史が細かく説明されていた。世田谷にも古墳があったとは知らなかった。
※玉川上水木樋:東京都水道歴史館で学んだ
※わらで作った龍:こんな文化があったのか
※大場代官屋敷、在りし日の姿
※あれは電話ボックス?
ビデオブースで視聴覚資料を見ていきたかったが、ウォーキングの途中なので先を急ぐことにした。試食がなくなってしまうからね。
■世田谷代官屋敷・世田谷区立郷土資料館
[所在地] 東京都世田谷区世田谷1-29-18
[連絡先] 03-3429-4237
[交通] 東急世田谷線上町駅から徒歩5分
[料金] 無料
[URL] https://www.city.setagaya.tokyo.jp/030/d00004199.html
世田谷にこんな歴史建物が残っていて、これほど充実した(無料の)郷土資料館があるとは思わなかった。
こうした発見があることも、ウォーキングの楽しみの1つだ。