コミュニティセンター / 参院選に投票してきた

2010年 埼玉県 建物:公共施設
[WGS84] 35.77405, 139.622339 - Google Earthで開く(kml)

今年の参院選は期日前投票ではなく、当日に投票してきた。

のんびりしてたら、雨がぱらついてきた。こりゃイカンと傘をさして歩いて投票所へ。私の住所に割り当てられたのは第5投票所・コミュニティセンターになる。歩いていける距離──というか、歩いていくしかない場所にある。入り組んだ道の奥にあって、駐車場もない(あるけど、ご遠慮くださいと通知されている)。いつも思うのだが、こんな場所では投票率が上がらないと思うな。
ニュースによると、期日前投票は過去最高の1,208万人。やっぱり期日前の方が投票しやすい。次回は期日前投票にしよう。

コミュニティセンター
※コミュニティセンター

コミュニティセンターには子連れの母親や年配の方が散見された。若者の姿はない。雨のせいだろうか。投票用紙をもらって、選挙区と比例区を投票する。いちいち名前を書くのが面倒だよね。
先日の池上解説によれば、マークシート方式にすることが法律で決まったにもかかわらず、なぜか記名式に戻ってしまったらしい。一説によると、無名の候補者や政党に票が流れることを忌避したとか。日本の政治はまだ成熟していないな。

コミュニティセンター
※投票!

今回の参院選のテーマは、「民主党の単独過半数を許すか否か」だと思う。民主党が単独過半数になれば、外国人参政権や夫婦別姓など、賛否両論の法案もどしどし通してしまうだろう。そこに抵抗を感じる人が多いか少ないか...。

先日、新聞各社のボートマッチをやってみた。政治の争点に関する質問に答えてゆくと、自分の考えと各政党や候補者との一致率が数値で表示される。やってみると、私の考えにもっとも近いのは「みんなの党」で、次点が「民主党」だった。
では、そこに投票したかというとちがう。
どうやら私は、政党のマニフェストや政治家の発言は選挙用のリップサービスとみなし、まったく信用していないようだ。

余談だが、「政治家の数を減らせ」という意見があるが、私は反対だ。政治家の数が少ないと、世襲の割合が高まるだろうし、特権階級になって、世間と意識の乖離がひどくなる。政治家の数が多くなれば──それこそ1万人以上になれば、変わった出自の人も増えるだろうから、いろんな意見が議論の俎上に登るだろう。一部の人に牛耳られにくくなる。

白子川
※白子川

この日記を書いている21時20分現在、開票率は0.1%。すでに当確が出た人もいれば、敗北宣言をしている人もいる。明日の朝には結果が確定するだろう。どうなることやら。

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