ジーフリート号で箱崎から晴海へ / 中央区まるごとミュージアム
2010年 東京都:都心部 交通:船江戸バス(無料)で日本橋から箱崎に移動する。
ここから2つ目の船、箱崎から晴海行き(右回り)に乗船する。これも無料だ。
江戸バスは20分間隔で巡回しているが、混雑のため30分も待たされた。てきぱきまわりたいなら電車を使うしかないが、まぁ、今日は無料づくしでやりたい。
※箱崎防災船着き場:ふだんは使われないところだ
箱崎は慢性的に渋滞する箱崎JCTがあるところ。それしか知らないし、実際に来たのも初めて。このあたりは、安土桃山時代から江戸時代にかけて埋め立てられた土地。江戸時代は船見番所が設けられ、水運行政の拠点だった。
ジーフリート号 箱崎→晴美(朝潮) 14:45出航
コースは箱崎を出航後、隅田川大橋、永代橋、中央大橋、佃大橋、勝鬨橋をくぐって東京港へ、ここから朝潮運河に入って、朝潮小橋、朝潮水門を抜けて、朝潮小型船乗り場で下船する。晴海トリトンスクエアの手前だ。
船からの眺めは素晴らしく、ガイドさんの説明もわかりやすかった。隅田川沿いのスポットはこれまでも訪れているけど、それらがつながった感じ。
Google Mapに航跡を描いてみた。少し離れて見てください。
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※ジーフリート号に乗り込む(全長:28m/全幅:5.68m/総トン数:51t/定員:25~95名)
※建設中のスカイツリー
※軌道エレベーターのようだ
永代橋
永代橋は国の重要文化財。ヘリテージング100選の1つ。何度も見てるし、通ってもいるが、くぐったことはない。
満潮時に近いので、水面が高い。つまり橋桁が近い。立ってるのはアブナイと言われるほどだ。ひゃほほー♪
※永代橋
※橋桁が近い
ぐっと川幅が広くなって、月島が見えてきた。左手が晴海運河で、相生橋と中の島公園がある。船は右手、中央大橋がある方に進む。
※月島に抜けた
中央大橋
1993年(平成5年)竣工。隅田川に架かる橋の中で2番目に新しい。ちなみに1番新しいのは千住汐入大橋で、2006年(平成18年)竣工だ。バブル絶頂期に造られた橋なので、必要以上にゴージャス。
ここは2008年に訪れて、歩いて渡ったり、下をくぐっている。あのとき手を振った船に乗っているわけだ。
※中央大橋:日本の「兜」をモチーフにしているそうだ
※霊岸島水位観測所と亀島川水門
※佃島リバーシティ21
※石川島灯台:今は公衆トイレ
佃大橋
1964年(昭和39年)竣工。戦後、はじめて架けられた橋であり、320余年つづいた「佃の渡し」を終息させた。右手に聖路加タワーがそびえている。
※お船は進むよ
※佃大橋を越えた
勝鬨橋
そして勝鬨橋である。国の重要文化財であり、ヘリテージング100選の1つ。ガイドさんが説明していた橋の資料館はすでに訪問済み。
※勝鬨橋をくぐるぞ
※おおっ
※継ぎ目がみえる
東京港へ
勝鬨橋で隅田川は終わり、東京港になる。右手に浜離宮恩賜庭園と築地市場、日の出ふ頭。左手は晴海客船ターミナルがある。正面にはレインボーブリッジ、その先にフジテレビ本社ビル。ここは、東京湾大華火が打ち上げられていた海域かな。
これまで訪れたスポットが一望できる。
※築地市場の海側って、こうなっていたのか
※浜離宮恩賜庭園のゲート
※エクシードラフト本部ではなく、晴海客船ターミナル
※レインボーブリッジが見える
朝潮運河
船は回頭し、朝潮運河に入った。ここは初めて訪れるエリア。隅田川に比べると地味というか、ひなびたというか、のどかな雰囲気だ。こんな景色があったのか。
※大型化学消防艇「みやこどり」:第60回東京みなと祭で乗船した
※ザ・トウキョウ・タワーズ(THE TOKYO TOWERS):高さ193.5 mで、分譲マンションとしては国内2位の高さ
※朝潮水門:朝潮小橋は人道橋
朝潮小型船乗り場
屋形船が泊まっていて、私たちの船はしばし水上待機することになった。そのすきに360度パノラマ写真を撮ってみる。まだ明るく見えるが、実際は暗かったようだ。
※船内の様子
船を下りると、そこは晴海トリトンスクエアだった。時刻は15時半。中央区まるごとミュージアムの船はあと1つあるが、行けるかどうか微妙だな。今回は無理をせず、3つ目の航路は来年にまわそう。その代わり、晴海トリトンスクエアを見学しよう。