[ウォーキング] バーモンドファミリーウォーク京葉大会 / 暑かった

2011年 千葉県 ウォーキング
[WGS84] 35.7499, 139.876939 - Google Earthで開く(kml)

バーモンドファミリーウォーク京葉大会に参加してきた。

道は平坦だが、とにかく暑かった。久々のウォーキングだなぁと思っていたら、1年ぶりだった。昨年は1度しか歩いていない。やれやれ。

スカイライナー
※日暮里駅で見かけたスカイライナー

バーモンドファミリーウォーク京葉大会:コース

京葉大会に参加するのははじめて。2,600人以上の応募があって、500人が当選した。コースは10km。板橋大会と同じ規模だな。コモディイイダのように、こちらはリブレ京成が協賛している。

  • 北総鉄道・新柴又駅 ... 北総鉄道に乗るのは初めてかな。
  • 鎌倉公園【スタート】 ... 受付。例によって体操してからスタート。
  • リブレ京成新柴又店 ... お茶ゲット。ありがたい。
  • 寅さん記念館 ... 今回はパス。
  • 矢切の渡し ... 遠巻きに見るだけ。
  • 江戸川沿い ... ひたすら歩く。あぢー。
  • 水元公園 ... 休憩タイムです。
  • 金魚展示場 ... 金魚見つけた。でかい。
  • 縛られ地蔵尊 ... 大晦日に「縄解き供養」をするらしい。
  • 金町浄水場 ... ニュースになった場所だ。
  • 柴又帝釈天 ... 彫刻ギャラリーは見なかった。『美の巨人たち』でやらないかな?
  • 鎌倉公園【ゴール】 ... 戦利品ゲット!

鎌倉公園
※鎌倉公園:恒例のりんご撮影

鎌倉公園
※ウォーキング開始

江戸川沿いを歩く

繰り返しになるが、暑かった。江戸川沿いをえんえん歩くのだが、日差しが強くて一気に日焼けした。腕がヒリヒリしてる。道中、いくつか橋を見たので記録しておく。

青空と鉄塔
※青空と鉄塔

江戸川沿い
※江戸川沿いを歩く

江戸川橋梁:北総線
※江戸川橋梁:北総鉄道北総線

矢切の渡し
※矢切の渡し(大人・片道:100円)

矢切の渡しは、江戸時代初期に幕府が設けた渡し場の1つ。都内唯一の渡し舟である。小説「野菊の墓」や歌謡曲で有名だが、私はずっと「夜霧の私」だと思っていた。あいにく向こう岸に用はないので、今日は見るだけ。

金町浄水場の取水塔

3月23日、金町浄水場で乳児の暫定基準値の2倍を超える放射性ヨウ素が検出され、政府は「飲用を控えるように」と発表。日本中が大騒ぎになった。
あれから半年──。金町浄水場の裏手にあたる河原はいたって平和だった。多くの人で賑わっており、ここが放射能ホットスポットの端っことは信じられない。テレビでは、日本人は放射能に過剰反応すると報道されているが、現実はちがうようだ。
私もいま気になるのは放射能より日焼けだった。

金町浄水場
※金町浄水場

金町浄水場
※2つの取水塔が見えた

金町浄水場の第一取水塔
※第一取水塔(まる帽子)

金町浄水場の第二取水塔
※第二取水塔(とんがり帽子)

煉瓦造りのしゃれたデザイン。これだけ近距離にあるのに、似て非なる形状に仕上げたセンスは素晴らしい。近代水道百選に登録されているようだが、詳しいことはわからない。
どうして2つあるんだろう? どういう仕組みだろう?

行徳橋
※行徳橋:千葉県道6号市川浦安線(旧行徳街道)

江戸川橋梁
※江戸川橋梁:常磐線

江戸川橋梁
※絵になりそうな構図

葛飾大橋
※葛飾大橋:国道298号

水元公園 / 都内最大の水郷公園

コースは江戸川を離れ、水元公園で折り返している。
もうすぐブレイクポイント(休憩場所)だと気持ちを弾ませたが、水元公園は思いのほか広かった。水元公園の端から端まで歩いてわけじゃないが、広い公園であることは実感できた。

桜堤
※桜堤:江戸時代に築かれ、その後いくどか決壊した

じつはホットスポット

水元公園をふくむ葛飾区金町は、福島原発事故による放射性降下物が降り注いだホットスポットと言われている。0.359(年間換算積算値約3.14)ミリシーベルトという値をネットで見つけたが、どのくらい正確かはわからない。公共機関を信頼できないのはつらい。
そういえば、ウォーキングの参加者は気にしてないのだろうか? 子連れが多く、遠方から来る人も多いだろうに。

水元公園
※大きなため池

『水元小合溜水草世界』-大滝末男と都立両国高校生物部員の見た昭和33年-

水生植物センターで無料の企画展が開催されていたので見学する。ウォーキングの地図に載っていないせいか、あまり参加者は流れていないようだ。もったいない。
展示内容は難しかった。日本語で書かれており、実物展示もあるが、馴染みのない世界だから頭に情報が入ってこない。しかしこうした経験を重ねることで、新たな発見もあるだろう。

水生植物センター(旧水産試験場管理研究棟)
※水生植物センター(旧水産試験場管理研究棟)

最大記録2.8メートルのオニバスの葉
※最大記録2.8メートルのオニバスの葉

江戸金魚の繁殖展示施設(葛飾区金魚展示場)

フェンスがあったので、公園の外に出るのかと思ったが、水産試験場跡地だった。この中に江戸金魚の繁殖展示施設があるので立ち寄ってみた。こちらもウォーキング参加者は流れてこない。
施設にはたくさんの水槽があって、エドアカネ、エドニシキなど、24種類の金魚が飼育されていた。展示と品種改良が目的のようだ。奈良県の郡山金魚資料館ほどの規模はないが、水槽に余裕があるので金魚も過ごしやすいだろう。

葛飾区金魚展示場
※葛飾区金魚展示場

葛飾区金魚展示場
※鳥よけの網が張ってある

葛飾区金魚展示場
※たくさんの水槽が並んでいる

葛飾区金魚展示場
※水槽をのぞくと、うようよ寄ってくる

葛飾区金魚展示場
※びちびち

金魚をきれいに撮りたいが、えさを撒いたあとで水が濁っており、太陽の反射もきつい。ウォーキング中であまり余裕がないのは恨めしかった。

マンホール
※マンホール:都立公園はどこも同じデザインだ

江戸名所・しばられ地蔵

水元公園の次に訪れたのは、縛られ地蔵のある南蔵院。
縛られ地蔵の由来は……まぁ、興味のある方は検索してください。昔話を知らずとも、縛られ地蔵のインパクトは大きい。ぐるぐる巻きだよ。右手にある縄(1本100円)で縛ることもできる。

縛られ地蔵尊
※縛られ地蔵尊

縛られ地蔵尊
※中に子どもが入っていそうなボリューム。なぜ前に出っ張るのだろう?

奧に「解き縄入れ」と書かれた箱があった。解けた縄をしまう箱なのか、願い事が叶ったら解くものなのか。ちなみに縛られ地蔵は年に一度の縄解き行事で縄を解かれるそうだ。

柴又街道を抜けて

ウォーキングコースもあと1/3くらい。
307号線を京成金町駅で折れて、柴又街道を歩く。ずっとまっすぐの道で退屈だ。方角的に日陰がなく、暑かった。

葛飾清掃工場本館
※給水塔かと思ったが、葛飾清掃工場本館の煙突だった

国道6号の高架下
※国道6号の高架下

京成金町線
※京成金町線

柴又帝釈天

金町浄水場を過ぎると、柴又帝釈天が出てきた。
ふつうの道路に古い参道が交差している。ウォーキングコースは直進だが、ここで参拝しないわけにもいくまい。参道には草だんごやせんべいの店が並び、多くの人で賑わっていた。

参道
※参道の賑わい

亀家本舗

ウォーキング参加者は、亀家本舗の草だんご・焼きだんごを10%引きで購入できる。店の前には多くの参加者が集まって、競うように買っていた。私も買おうと思ったが、1本150円だったので見合わせた。だんごは食べなかったが、無料休憩所の麦茶はよく冷えていて、美味しかった。

亀家本舗
※冷たい麦茶がありがたい

柴又帝釈天

柴又帝釈天の詳しい説明は省く。建物も立派だが、彫刻が見事だった。彫刻ギャラリーに興味もあったが、今回は見送った。『美の巨人たち』で特集してくれないだろうか。

二天門
※二天門:明治29年(1896年)建立、入母屋造瓦葺の楼門

柴又帝釈天
※ここが柴又帝釈天

御神水・浄行菩薩
※御神水・浄行菩薩:水が冷たかった

帝釈堂と本堂をつなぐ回廊
※帝釈堂と本堂をつなぐ回廊

彫刻が見事だった
※彫刻が見事だった

回廊の彫刻
※回廊にも

柴又帝釈天 (経栄山 題経寺)

[住所] 東京都葛飾区柴又7丁目10-3
[電話] 03-3672-2661
[宗派] 日蓮宗
[創建] 寛永6年(1629年)

日焼けした

帝釈天を過ぎれば、コースも残りわずか。14時にゴールする。3時間30分で10kmなら、悪くない。暑かった。そして疲れた。足が棒だよ。帰りは日暮里か池袋に寄り道するつもりだったが、そんな余力はなかった。

BINGOなし
※やはりBINGOなし

今回の戦利品
※今回の戦利品(8品目×2)

帰宅後に体重を量ったら、1kgも減っていた。食事節制しても、毎晩ジョギングしても、これほど顕著に減らない。日中のウォーキングはインパクトあったようだ。ちょっとウォーキングから遠ざかりすぎているので、少し歩く機会を増やさないとね。

ハウス(バーモント)ファミリーウォーク

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