ちと早く、ちと寒かった / 大岡川桜祭り
2012年 神奈川県 花:さくら 酒なべぇるさんに誘われて、大岡川桜祭りを見てきた。
けっこうな人数で集まるのかと思っていたが、現地にいたのはなべぇる夫妻のみ。あちこち声をかけたけど、みんな、どこかの花見に行っちゃっているらしい。だろうな。うちの嫁がドタキャンしたため、なべぇるさん、よねこさん、私の3人で飲むことになった。
※大岡川桜祭り
大岡川桜祭り
桜祭りはもちろん、大岡川を見るの初めてだ。そもそも桜木町を降りた回数も数えるほど。横浜はまだ見知らぬ土地だ。
大岡川には約800本の桜並木があって、毎年、多くの花見客でにぎわうそうだ。今年は桜の開花が遅く、また少しだけ寒かったため、人は多かったけど、多すぎなかった。おそらく例年はもっと混むんだろうな。
※YOKOHAMAのマンホール
※ちと寒かった
※屋形船だ
※カヌーもいる
桜並木にそって屋台やフリーマーケットが軒を連ねている。川にはプレジャーボートや演芸ステージが浮かんでいた。ブルーシートを広げて宴会している人もいるが、ごくごくまれ。桜並木の下にあまりスペースがないせいだが、そのぶん、スマートな祭りだった。
※はしけをステージにしてる
ロシアンダイニング&バー ミーフバー
大岡川桜祭りはなべぇるさんも初参加。マイミクが出店しているので、顔を出すために来たらしい。そこはロシア料理の店だった。簡単な挨拶を済ますと、あとは3人で飲み食い。「顔を出す」ってのは、こんな感じだよね。
※犬をなでるよねこさん
ミーフバーの本店にも興味はあったが、写真を見ると、ちょっと大人の雰囲気すぎる。わいわい騒ぐ店じゃないから、ここで飲み食いできるのは僥倖かもしれない。
注文した料理を見て、写真とのギャップに驚く。あの写真は本店で出している料理なんだろうな。まぁ、あんなゴージャスな料理が屋台で食べられるはずもないか。
しかし味は悪くなかった。とりわけボルシチはうまい。それから、揚げたてピロシキがよかった。3人で3種を注文したけど、意外にキャベツがおいしかった。
- ビーフストロガノフ (600円) ... 写真とちがいすぎる
- ボルシチ (500円) ... おそらく本店も屋台も同じ味。
- シャシリク:鶏 (500円) ... 量が少ない。
- シャシリク:豚 (500円) .... もっと食べたい。
- ピロシキ:肉(250円) ... 肉団子が入ってる。
- ピロシキ:キャベツ(250円) ... これが一番好き。
- ピロシキ:きのこ(250円) ... 濃厚なきのこ味。
※あれ、これの名前、なんだっけ?
※3人で食べたもの
ウォッカ痛飲
料理を食べながら、ウォッカをあおる。カーッ! 試飲用の小さなカップなんだけど、度数が高い。チェイサーがほしくなる。ウォッカを飲むと身体が温まる、と言いたいところだが、そうでもない。むしろ、寒いことが気にならなくなる。危ない酒だ。
1杯目はプーチンカ。2杯目に飲んだネミロフも強烈だった。ウクライナで人気のウォッカで、蜂蜜と唐辛子のフレーバーと書いてあるが、辛いのなんのって。
このほか、ロシアビール・バルチカNo.3、9、グルジアワイン、スタルカなどを飲んだ。
※テーブル席で飲めた
※満開ではないが、楽しめた
じらい屋 伊勢佐木町店
15時をまわると、肌寒くなってきた。ウォッカで体感温度をごまかすのも限界だ。人も増えてきたので、席を立つ。
ぶらぶら歩いて、次の店を探す。しかし時間が中途半端で、流れ流れてようやく関内駅のちかくで焼き鳥屋を見つけた。店内が温かくて、うれしかった。料理はふつうだった。
※監視カメラのある街
えぇと、なんの話をしたかな。最近のmixi、ネット事情、独りで晩飯を食えるか、生肉ホームパーティをやろう......。
それから、カラオケの楽しみについて研究した。自分の歌が評価されることが好きな【作品派】と、歌うことの気持ちよさを追求する【のどごし派】がいる、というネタふりに対し、なべぇるさんは脚光を浴びる気持ちよさを指摘し、【ステージ派】が確立された。歌が好きでも、歌のどこで気持ちよくなるかで、だいぶ行動が変わってくる。
「歌って、なにが楽しいの?」という質問は、「写真を撮って、なにが楽しいの?」とか、「プラモデルを作って、なにが楽しいの?」にも通じるな。同じ趣味でも、気持ちいいところは異なるのだ。
※やっぱりビール
18時に解散。帰りは寝過ごすところだった。ウォッカがまわってる。
桜はちらっとしか見なかったけど、花見はいいね。