「2010年最後の夕日を撮りに行きませんか?」
と黒侠から電話があった。ずっとペーパークラフトを作っていたので、腰が痛い。撮影散歩も悪くないな。しかし嫁は「寒いからイヤだ」という。やれやれ。
15時に家を出て、黒侠と2人で海浜幕張まで歩いた。

※幕張の浜:カメラを構えた人がいる
十数年ぶりに歩く幕張の浜
私の実家は稲毛海浜公園の近くにある。海まで1kmもない。その気になればいつでも海を見られるが、いつでも見られるものは興味を失いやすい。このあたりを歩くのも十数年ぶりだ。
歩いていて、波打ち際が近いことに気づく。満潮だからではなく、砂浜が大きく浸食されたようだ。十数年も経てば、建物が消えたり生えたりするが、地形までも変わってしまうとは。時の流れがもつ破壊力はすさまじい。

※護岸工事をやっていた

※こんなオブジェも作られたのか
海岸散歩
遠くに建設中のスカイツリーが見えた。そうか、千葉からも見えるのか。調べたら、スカイツリーまでは23kmだった。もっと遠いと思っていたが、そうでもない。
堤防はすべて立ち入り禁止になっていた。釣り人も入れないそうだ。十数年前は柵なんかなかったのに。より安全になったわけだが、素直に喜べないものがある。

※スカイツリーが見える(現在539m)

※あの光のスジはなんだろう?

※あれはヨットではなく、アクアラインの換気施設「風の塔(川崎人工島)」だな

※太陽が沈んでいく
砂に書いたメッセージ
砂浜に竹の棒が墜ちていたので、字を書いてみた。なかなか楽しい♪
もう1本刺さっていたので近づいてみると、「Time is money」と書かれていた。バカな遊びを揶揄されたようで、ぐさっと来たが、気にせず遊ぶことにした。わーい。

※波打ち際で遊ぶ鳥たち

※字を書いて遊ぼう

※今日の日付を書いてみた
さらば、2010年
そんなことをしてると、日没時間になった。レンズを向けて、パシャパシャ撮影する。千葉から見る夕日は、じつは海岸線に沈まない。東京湾はイメージするほど広くない。望遠すると、対岸の京浜工業地帯が見えた。

※2010年最後の夕日
幕張ナイト
日没直後のグラデーションを楽しみながら、海浜幕張駅に抜ける。プレナ幕張のVELOCEでコーヒーを飲んで、少し身体を温める。ふぅ。
「写真を撮って、なにが楽しいのか?」といった話題で盛り上がる。

※2010千葉ロッテマリーンズ優勝パレードはここを通ったそうだ

※プレナ幕張のVELOCE
帰りは京葉線で稲毛海岸まで運んでもらう。歩くには、ちと暗すぎるからね。
海浜幕張駅では、10人ほどの女の子が紙を掲げていた。見ると、「コンサートのチケットを売ってください」と書いてある。最近はダフ屋(供給)が寄ってくるのではなく、ファン(需要)が募集をかけるのか。コンサート開始までどのくらい時間があるかしらないが、必要な分だけチケットを入手できるんだろうか。
稲毛海岸で黒侠と別れ、独りで夜道を歩く。
2010年の終了まで、あと6時間だった。